皆様、こんにちは。
本日は舩戸が担当です。
明日から12月。師走ですね。
師が走るほど忙しい月なんて言いますが、確かに。
お客様とのお話の中でも、仕事が忙しいと聞くようになってきました。
最近急に冷えたこともあり、お風邪を召している方も多く感じます。
今年ラスト1ヶ月、体調には気をつけて頑張っていきたいと思います。
さて、先日ですが台湾の今では有名なウイスキー「KAVALANカバラン」のセミナーを受けてきました。
「カバラン」とは、台湾北東部の雪山(せつざん)山脈を東に下った場所に位置する宜蘭・蘭陽平野の先住民の呼び名。
カバランウイスキーは、台湾の宜蘭(ぎらん)で、2008年に誕生しました。
2010年にイギリスで行われたブラインドテイスティングでは、本場スコットランドの銘柄を差し置いて高得点を獲得。
夏になると気温が40℃近くにまでなるという地域で熟成されるカバランは、樽熟成が早くダイナミックに進み通常で3年から8年ほど。
熟成期間がより長い方が良質だと見られがちですが、カバランはこの常識を覆しています。
一般的に温暖な地域での樽熟成は早く進む分、中身が蒸発していく量も多くなります。スコットランドなどの産地のエンジェルズシェアが年間2〜3%程度なのに対し、カバランでは年間15〜20%程度と言われています。
カバランは比較的新しいウイスキーブランドながらも、実に多様で豊富なバリュエーションとなっています。
通常のオーク樽だけでなく、シェリー樽やバーボン樽、それからワイン樽やポートワインに使用した樽など、様々なタイプの樽を用い、各銘柄で使い分けられています。
今回お話を聞いたところシェリー樽の確保に苦労されているようでした。
さて、当店にも3種類ほどご用意がございます。
お試しになってはいかがでしょうか。