カバラン セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

先月のNBA名古屋支部の研究会で、雄山株式会社様にカバランシングルモルトウィスキーセミナーを開催していただきました。

まだ馴染みのない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明させていただきます。

台湾製ウィスキーカバラン(KAVALAN)は2008年に台湾の宜蘭という所に蒸留所を構えました。

「カバラン」とは、台湾北東部雪山山脈を東に下った場所に位置する宜蘭平野の先住民の呼び名です。

雪山山脈の水を使用して、原料から製造までを全て台湾国内で行うというこだわりで、誕生後わずか2年の間に世界各国で数々の賞を受賞しました。

今回のセミナーでは5種類、試飲させていただきました。

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左からコンサートマスター、金車、バーボンカスク、シェリーカスク、クラシックです。

どれも樽の個性が出ていてとても美味しかったです。

みなさん今はウィスキーといえばジャパニーズに走りがちですが、台湾のウィスキーも楽しんでみてわいかがでしょうか。

スターオブボンベイ

朝晩はだいぶ冷え込むようになってまいりました。ハロウィンも終わり次のイベントはボジョレーでしょうか。

この季節になるともう今年も終わりだと感じるとともにクライスのオープンの準備をしていたことを思い出します。

もう3年、時の流れはあっという間ですね。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

ボンベイサファイアというジンを聞いたことのある方、お飲みになったことのあるかたも多いのではないでしょうか。

1761年以来のオリジナルレシピに基づいた『ボンベイ・サファイア』は世界中で4機しか存在しないカータヘッド・スチル蒸留機を使用しております。

また、製法も独特で蒸気化したスピリッツを銅製バスケットに収めた10種もの(※)ボタニカルに通過させることで香り成分等を吸収させております(ヴェイパー・インフュージョン製法)。

※ジュニパーベリー、レモンピール、コリアンダー、オーリス、アンジェリカ、アーモンド、リコリス、カシアバーク、グレイン・オブ・パラダイス、クベブベリー

 

そんなボンベイサファイアに上位モデルが登場致しました。

スター・オブ・ボンベイ

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クライスでも入荷致しました。

ボンベイサファイアで使用している10種のボタニカルに加え新たに2種類のボタニカル(「イタリア産ベルガモット」「エクアドル産アンブレットシード」)を加え、通常の1.5倍の時間をかけて蒸溜されております。

1990年代初頭の大女優「メアリー・ピックフォード」がヴァイオレット・ブルーに輝く182カラットのスターサファイアを夫から贈られ、この宝石が後に“スター・オブ・ボンベイ”として世の中に知られるようになりました。

この美しく磨き抜かれた宝石にインスピレーションを受けたボンベイ蒸留所の職人たちが時間をかけて磨き抜いた至高のボンベイをつくりあげ、この宝石に敬意を込めて“スター・オブ・ボンベイ”と名付けたようです。

 

是非ともお試しくださいませ。

 

 

Rose’s Lime Juice Cordial

また段々と寒くなってきましたね。

夜の街はイルミネーションが輝きはじめ、すっかり冬ムード。

私、舩戸はなんとなく寂しさを感じてますが。

1年があっという間に終わってしまうような。

といってもまだ2ヶ月ありますからね。

楽しまないと。

 

さて、先日お客様から素敵なプレゼントをいただきました。

ローズ社のライムコーディアルです。

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日本ではなかなか手に入らない商品なのですが、実はギムレットの当初のレシピはこのローズ社のライムとジンが半々だとされています。

 

ギムレットというカクテルは、1890年頃、イギリス海軍の軍医であったギムレット卿が、艦内で将校に配給されていたジンの飲み過ぎを憂慮し、健康維持のためにライム・ジュースを混ぜて飲むことを提唱したことが起源とされているそうです。他に、ギムレット(gimlet)が錐の意であることから、その味の突き刺すような鋭いイメージから命名されたという説もあるそうですが。

 

カクテルの歴史には諸説がありますが、現在のカクテルの多くはアメリカで生まれ、1920年代、禁酒法の時代にアメリカのバーテンダーが世界中に散ったことにより広まったと言われています。

その中の一人がハリー・クラドックでした。
アメリカからロンドンに渡り、サヴォイホテルのアメリカン・バーのチーフ・バーテンダーとなった彼は、その独創的なアイデアと豊富な知識で、カクテルの権威の一人と認められるようになりました。
そのクラドックが1930年に発表したのが「サヴォイ・カクテルブック」です。
レシピ集というより薀蓄やイラストを多用してカクテル文化の紹介することに主眼を置いたこの本は、現在でも世界中で読み継がれる”バーテンダーのバイブル”だそうです。そこにはギムレットのレシピが次のように記されていました。

「バローのプリマスジン1/2、ローズのライムジュース(コーディアル)1/2、ステアしてグラスへ、必要に応じて氷」

今はライムを絞りもっとドライに仕上げるレシピがスタンダートに思われますが、当時はなかなかライムも手に入りづらかったんでしょうね。

先輩バーテンダーさんに聞いてもライムなんて高くて買えなかったそうですから。

フレッシュなライムを使えるようになったのはきっとここ数十年前から。

それを思うとごく最近のレシピなんだと思います。

ウィキペディアで調べますと当初のレシピはかなり甘いとされてますが、そこまで甘くは無いです。

ほのかな甘さで柔らかいギムレットに仕上げます。

数に限りのある商品ですが、一度お試しされてはいかがでしょうか。

新バースプーン

田原です。

そろそろオリジナルカクテルの冬バージョンを

考え始めないといけないと思っている今日このごろです。

 

BIRDYさんのバースプーン、すでにリリースされておりましたが

手にする機会がなく先日の全国エリートバーテンダーカクテルコンクールの会場で

BIRDYのY山様とお会いし使わせていただく機会ができたので

使ってみると良さげな雰囲気。

その場で2本発注させていただき先日届きました。

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先の部分は尖っているのが今までのタイプ(右)で

穴があけられ広く水切りの用途のあるタイプ(左)が今回仕入れたスプーンです。

実際先が少し重いので遠心力が加わり回し易いのと

回すべき中心がわかりやすくなりました。

中心で回すことにより余分な負荷がかからなくなるので仕上がりが変わります。

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またネジられた本体もピッチが違い

そしてよく見るとネジられた山の頂点の面取りがしてあります。

これにより手にかかる負担も軽くなり回しすぎで擦りむけたりすることも減ります。

 

今回は専門的な話題ですが

バーツールで仕上がりが変わるのでとてもデリケートになる部分でもあります。

 

そのうち全部これになってたりして(笑)

E.B.C.C 結果報告

 

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

10月25日の日曜日に東京のホテルイースト21で全国エリートバーテンダーカクテルコンペティションがありまして、参加させていただきました。

このコンクールは28歳以下のバーテンダーが対象となります。

 

今回は全国から87人のバーテンダーの方たちが集まりました。

選手は9時半に集合だったので、僕は9時くらいに会場につくように行きました。

会場に着くともう3分の1くらいの選手がいて、デコレーションを作ったりしていて緊張感がとても伝わってきました。

そして開会式が始まり、それぞれの演技が開始していきました。

僕はちょうど中盤くらいでした。

徐々に順番が迫ってくにつれて、色々と考えてしまいそれがプレッシャーになり体が固くなってしまいました。

練習でやってきたことができない部分もありましたが、これが今の僕の実力だと知ることができました。

 

結果はどの賞にも絡むことなく終わってしまいました。

ですが初めて全国に出て、収穫はかなりの物でした。

全国のレベルの高さ、自分の実力、日々の練習の意味。

たくさん知ることができました。

来年には支部予選、中日本予選、全国とありますので、また来年も全国のステージに立って良い結果を残せるよう頑張ります。

 

今回応援してくださったみなさん本当にありがとうございました。

カサノブレ

すっかり肌寒くなってまいりました。

自販機のドリンクもすっかり温かいものばかりになり冬でも冷たいものを飲む僕にとっては悲しい限りです。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

最近ドンフリオ1942をよくご注文いただけるようになってまいりました。

テキーラのイメージが変わった、という方が多く罰ゲームのお酒という印象を覆してきたかなと感じます。

そんな中新たにプレミアムテキーラを入荷致しました。

カサノブレ アネホ CASA NOBLE ANEJO

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ラ・コフラディア蒸留所がおくるカサノブレの中で最も長熟、洗練されたテキーラです。

水分含有量と糖度の厳しい基準をクリアしたブルーアガベのみを使用しております。

全てのアガベは手摘みで収穫され38時間石釜で蒸し焼きにされます。

続きアガベの芯のみを取り出しジュースのみを取り出します。

その後数日かけて100%自然発酵させた後3回蒸溜。

フレンチホワイトオークの樽で2年間熟成させたアネホテキーラです。

 

余談ですがこのカサノブレを製造するラ・コフラディア蒸留所。

アメリカのラテンロックバンド「サンタナ」のギタリスト、カルロス・サンタナがオーナーであることでも有名です。

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パープルのボトルが目を引きますが味わい、香りもボトルの派手さに負けずすばらしいものでした。

フルーツ、チョコ、ナッツ、バターの香りを感じますがドンフリオ1942と比べフルーツ様臭がやや強めでチョコやナッツ等はやや控えめかな、といった印象です。

 

秋の夜長にゆっくりと飲みたい味わい。ロックにしてもおすすめです。

こちらは一杯1,404円でございます。是非お試しくださいませ。

 

ブルックラディセミナー

最近はなんだかいい天気が続いてますね。

まさに秋晴れ。

しかし昼間は暖かいのですが、夜は冷えます。

もうすぐ冬もやってくるのでしょうね。

今のうちに美味しいものを食べておかないとと思う今日この頃の舩戸です。

 

さて先日、レミーコアントロージャパンさん主催の、スコッチウイスキー「ブルックラディ(Bruichladdich)」のブランドアンバサダー、マーレー・キャンベル(Murray Campbell)氏をお招きしてテイスティングセミナーを行いました。

 

ブルックラディは生産、熟成、ボトリングまでを一貫してアイラ島内で行う蒸留所です。

“私たちはテロワールが重要だと信じている” という信念。

現在ではスコットランド産の大麦麦芽のみを使用しており、驚くべきことにその約半分は地元アイラ島のものです。

製品としてはノンピートの「ブルックラディ」、フェノール値40ppmの麦芽で作られる「ポートシャーロット」そして世界で1番ピートの強い「オクトモア」

熟成年数はどの商品も若いのですが、飲みやすく甘さを感じることができます。

マーレー・キャンベル氏曰く「熟成年数は重要ではない」とのこと。

それ以上に、「手作りの重要さ、アイラ島を愛し、島に活力を与え、雇用を生み出し、生活を支える」

アイラ島のウイスキーを大切に作る。そういった事にこだわりを持ってみえる印象を受けました。

当店では「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」「ポートシャーロット アイラ・バーレイ」「オクトモア スコティッシュ・バーレイ」を取り扱っております。

アイラ島を感じるウイスキー。

お試しされてはいかがでしょうか。

 

ちなみマーレー・キャンベル氏。

日本の余市ウイスキーが大好きだそうで。

「この前20年物を見つけて買っちゃったよ」

なんておしゃってました。

ただ最近は値段が高くなりすぎてて悲しんでおられましたが。

確かに日本のウイスキーは値段上がり過ぎですよね。

帰国される際には日本でしか買えないウイスキーを買われるとの事で。

素敵なウイスキー愛好家の一面もお持ちで好感が持てる方でした。

一度飲みに来ていただければと思いますが。

 

ちなみに新しく入った「オクトモア」

サインを頂戴してしまいました。

お店のバックバーに並んでますので、一度ご覧になられてはいかがですか。

本日もお待ちしております。

梨狩り

田原です。

暫く前の事になってしまいますが、梨狩りに行ってきました。

 

場所は豊楽園西岡農園という岐阜県恵那市の自然が豊かな場所にあり

今回は梨をセレクトしましたが

葡萄やリンゴもありそれぞれ季節で楽しめるようでした。

イチゴやミカンが一般的なイメージですが色々とありますね。

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スタートする前に梨は3個も4個も食べられないと思い

切っては食べるを繰り返しましたが4個くらいは食べた感じです。

まな板、ナイフ、ごみバケツを貸してくれのですが

リンゴ感覚で切り倒したらフルーツカットの練習になることに気付き

リンゴの季節にリンゴ狩りでフルーツカットの練習ができます。

 

舩戸選手も来年は連れてきましょうかね(笑)

 

近くに温泉もあり帰りに寄って一風呂浴びてから帰るのも手です。

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一日使いますがノンビリ過ごせた休日でした。

Licor43

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今回は9月に新発売されました、リコール43というリキュールについて書かせていただきます。

僕自身このリキュールを知ったのは、先週のブログで舩戸さんが書いておりましたFooDrink Expo 2015というイベントでレミーコアントロージャパン様のお手伝いをさせていただいた時に知りました。

このリコール43はスペイン南東部、地中海に面する港湾都市カルタヘナという所で作られておりスペインでは最もポピュラーなリキュールです。

気になるこの商品名の「43」という数字ですが、

開発当初、地中海沿岸で収穫される43種類もの柑橘類やボタニカルを使用していたことに由来します。

43種類と聞いたときは僕もビックリしました。

ですが僕が1番リコール43を見て思ったのはやはりこの鮮やかな黄金色が素敵だなと思いました。securedownload

優雅な甘さと柑橘類の爽やかさを備えたリコール43はスペインでの発売以来、瞬く間にヨーロッパへと広がりました。

現在では秘伝のレシピから作られるクオリティーの高さ、華やかな黄金色やさまざまなストーリーから「自分の内に秘めた黄金の輝きを解き放つ」「人生の大切な時=ゴールデンモーメントを楽しむ」そんなプレミアムリキュールとして世界中で愛されています。

 

クリーム系と相性がいいので、クリームと合わせたカクテルや冷凍庫で冷やしてトロトロの状態で召し上がるのもおすすめです。

 

クライスで、この黄金に輝くお酒で人生の大切な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

かぼちゃ

本日は中迫が担当させていただきます。

買い出しなどで出かけると店頭のディスプレイがハロウィーン一色になってきたと感じます。

子供のころは余りハロウィーンは身近でもなく、イベント自体もなかったような気がしますが大分浸透してきたような気が致します。

名古屋でもハロウィーンイベントやパーティをされるお店も多いのではないでしょうか。

クライスではハロウィーン期間も通常の営業でございます。

 

代わりにというわけではありませんが、えびすかぼちゃ、安納芋のホットカクテルが今年も再び登場です。

えびすかぼちゃは西洋かぼちゃの一つで日本で出回っているほとんど、90%のかぼちゃがこれにあたります。もっとも一般的なかぼちゃですね。

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安納芋は紫芋と共に種子島を代表するさつま芋です。水分が多くクリームのような食味、生で16度、加熱時は40度にもなる高糖度が特徴です。

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余談ですがこのブログを書くために調べ物をしていたらズッキーニがかぼちゃだとしって衝撃をうけております。

どちらのカクテルもホットでのご提供です。ノンアルコールでもお作りさせていただきますのでお気軽にお申し付けください。

 

肌寒くなり暖かい飲み物が美味しくなる季節です。

是非お試しくださいませ。