ジョニーウォーカー

先週末から雨が降り始め、ようやく梅雨らしくなったかな、と思えば台風だと聞いて消沈している中迫です。

幸いにも自宅が近所なのでそこまで濡れはしませんが風が強いと足元が大変なことになりますね・・・。

今のうちに替えの靴下を準備しておいたほうがいいかもしれません。

 

 

世界一の販売量を誇るジョニーウォーカー。

代々、ウォーカー家が特別なお客様だけにブレンドしたウィスキーが存在していました。それは ウォーカー家の“プライベートブレンド”ウィスキー。そのウォーカー家プライベートブランドに、ジョニーウォーカーのマスターブレンダー“ジムビバレッジ”が、現代の息吹を吹き込み完成させたプライベートブレンド。

以前もご好評いただいておりましたが再びボトルキープキャンペーンがスタート致します。

 

ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年

通常¥20,520のところ¥12,420にてご提供させていただきます。

貴重な貯蔵庫から選び抜かれた18年以上熟成した原酒由来の甘さとエレガントさとスモーキーさが絶妙なバランスを保ち、深くリッチでありながらスムースな味わいに仕上がっています。

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キットカット

ホームページも価格変更や

水、メニューの変更更新が完了しホッとしております。

初回ブログに書かせていただいた

ホームページ作成、変更等はS本様にお世話になっており

今回の更新もお忙しいなか無理言ってお願いしました。

 

普段勤務地が東京の方なのでメールでのやり取りですが

先日名古屋に寄っていただき珍しいお土産をいただきました。

こちらです

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横から見ると

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味のイメージが写真で表現されております。

上がチリ、手前左がクリームチーズ、手前右はさくら&抹茶

キットカットショコラトリーというキットカット専門店で

普段行列ができててなかなか買えないそうです。

今回は行列が少なかったので買えたと仰ってましたが

ご無理いただいたのでは?!と有難くいただきました。

 

味はチリというだけあり辛く

想像以上でハッキリしている味にビックリ!

クリームチーズも風味が豊かでチョコと合う!!

桜&抹茶は大人しく柔らかい味わいでした。

暫く話題にさせていただき

東京に行ったときは探してみようかな?って思いました。

S本様遅くなりましたが、ありがとうございました。

 

今月は色々とイベントが目白押し

頑張らねば…

という田原でした。

 

テキーラセミナー

うだるような暑さ。

自転車をこぐと汗もだらだら。

梅雨なんてどこへやら。

最高気温も30℃超え。

夏バテが心配ですね。

それでも仕事後には大盛り中華が食べたくなる。

今年こそは海へ!なんて思っても自分のお腹を見ると恥ずかしくて水着になれない。

そんな葛藤する毎日を送っている舩戸です。

 

それならバーテンダーらしく常夏を満喫してやろうってわけではないですが、行ってきましたテキーラセミナー。

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左から右まで全部テキーラです。

見たことないもないような物も。

日差しを浴びてのテキーラも美味しいですね。

ただし行ってきたのはセミナーです。

しっかりと勉強してまいりました。

 

たとえばまずテキーラで思い浮かべる物といえば、ライムと塩ですね?

ライムをかじって塩を舐めてテキーラをあおる。

お客様の中でも飲み方はそれぞれあっても大体は一緒じゃないでしょうか?

 

はい。それ間違ってます。

というより、間違って日本に伝わったらしいです。

メキシコで風邪が流行った時に、ライムでビタミンCを、塩でミネラルを取るためにそうしていただけであって、現地に行ってもそんな飲み方する人はいないそうです。

テキーラよりもカジュアルなメスカルというお酒なら飲みやすくするためにそうするかもしれませんが。

ではなぜ日本にそんな飲み方が知れ渡ったのか。

それは日本に美味しいテキーラが入って来てなかったからではないでしょうか。

 

まずテキーラと呼べるには原料のブルーアガベ(リュウゼツランという植物の一種。サボテンではない)が51%以上使用と決められています。

ところがアガベが100%使われた美味しいテキーラがあるので、現地の人やアメリカではこちらが好まれてよく飲まれるそうです。

でも、昔日本に入ってきたのはきっと混ぜ物の多いものだったんじゃないでしょうか。

独特の青臭いクセが強いものが多く、ストレートでは美味しく飲めなかったのかもしれません。

そこでライムと塩と一緒に飲むのが流行った。

しかも35度から40度くらいのお酒を一気に飲み干しますので、罰ゲームとして。

悪いイメージのお酒になってしまったんですね。

悲しいことです。

 

実際、メキシコではテキーラ規制委員会というものがあり、厳しく法律で守られています。

それこそ原料のブルーアガベの一株まで。

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もし一株でも届出を出さなかった場合、多種と交配しやすいアガベはブルーアガベと呼ばれなくなり、その畑に生えてるものはすべてテキーラには使えなくなるそうです。

 

これ以外にも法定地区、蒸留度数など厳しく定められているらしいです。

いままでテキーラを軽く見ていてすみませんでした。

なんて謝りたくもなったり。

 

今年の夏はテキーラについて学ぼうかと思います。

もちろんバーで。

皆様もいかがでしょうか。

アバフェルディ12年

梅雨入りはしたもののほとんど雨の降らない天気が続いております。

東京では雹が積もるなど凄い天気のようですが名古屋では梅雨入り以降数える程しか降らず水不足が心配になります。

 

本日は中迫が担当させていただきます。

 

かねてより行っておりますボトルキープキャンペーン。

ここ最近はアードベッグ10年にスポットが当たっておりましたが並行してアバフェルディ12年のキャンペーンも行っております。

アバフェルディ、聞きなれない方も多いかと思います。

元々は1896年にジョン・デュワーズ&サンズ社がブレンデッドスコッチであるデュワーズの原酒確保の為にアバフェルディ蒸留所を設立した事からうまれました。

蒸溜所は南ハイランドのリゾート地であるアバフェルディ村に位置し観光地としても人気だそうです。

その後UD社の参加へ入り現在はバカルディ社の所有となっておりデュワーズのキーモルト(主要原酒)として、シングルモルトとして売り出されております。

 

UD社時代に描かれたシンボルマークのリスが今でもボトルに残っております。

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アバフェルディ12年の特徴といたしまして

色:黄色みがかった琥珀色

香り:蜂蜜、焦がした木の香り、フルーティ、オレンジ

味わい:ライトで甘口、蜂蜜

ストレートからロック、水割り、ソーダ割りと飲み方を選ばない秀逸なモルトかと思います。

アードベッグのようなピーティさもなく非常に飲みやすいウイスキーです。

当店では税込7,560円にてボトルキープいただけます。

宜しくお願い致します。

 

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山崎蒸溜所見学

田原です。

つい一昨日バーテンダー協会名古屋支部

研究部のイベントで山崎蒸溜所へ行ってまいりました。

私はかれこれ6回目くらいの訪問ですが

何度行ってもワクワクします。

朝9時集合でバスにて山崎蒸溜所へ向いましたが

バーテンダーは朝に弱く、皆さんスロースタート。

少し仮眠を取るかたもみえましたが

現地に着くと皆さん元気を取り戻し

見学!といきたいところですがまずは腹ごしらえ。

定番になりつつありますがここ「三笑亭」さんへ

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そして天丼をいただきました。

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三笑亭さんへは山崎蒸溜所から駅へ徒歩5分ほどです。

蒸溜所へ戻ると少しウイスキー博物館を回り

いよいよ工場見学。

以前伺ったときは増設工事中だった蒸留器も稼働しており

ほぼメンテナンス期間以外は年中フル稼働で作っているそうです。

そして発酵槽のエリアを通り

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蒸留器を通り

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樽熟成のエリアへ

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ここは蒸溜所のなかでも一番の撮影エリアだそうで

やはり皆さん何枚か撮影されてました。

 

全て見学が終わるとセミナーです。

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山崎4タイプ、白州4タイプご用意いただき

セミナー中にテイスティングしましたが

いわゆるノンヴィンテージ、12年、18年に使われているウイスキーを個々に味わい

また特徴的に作るとこのようなものもできるという感じでした。

個人的にはミズナラを期待しておりましたが

少し若いタイプなのか特徴が弱く

加水して開かせると特徴が出てくる感じでした。

 

隣の方はワイン樽熟成を気に入ったらしく

他の方のグラスに残ってるのがあれば

貰っては飲んでおり

さっきまで二日酔いで飲めないとか言ってたような…。

 

その後バスにて名古屋まで戻り

なんとか無事に今回の研究会も終わり

ホッと一安心の一日でした。

Octmore 06.1 Scotish Barley

今日はワールドカップ日本戦のせいで寝不足気味な舩戸が担当させていただきます。

皆様の中にもサッカーを観るために早起きをしてここ数日、睡眠不足気味な方も多いのではないでしょうか。

そんな方々のためにも眠気を吹き飛ばす強烈なモルトを紹介させていただきます。

 

その名も「オクトモア」

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オクトモアはブルイックラディ蒸留所でヘビーピーテッドなモルトを使用してつくられた世界で最もピーティなシングルモルトウイスキーです。

ノンチルフィルター。

カスクストレングス。

アルコール度数は57度。

今回入荷したのはシリーズの第6弾。

フェノール値は167ppmで5年熟成。

ppm(100万分の1)は麦芽を燻した、ピートの風味を出すフェノール性の化合物を数値化したもです。

ちなみに

ボウモアは18~20、カリラ35、ラガヴーリン30~40、ラフロイグ50~60、アードベッグ55~65。

なのでこの数値の強烈さがわかっていただけると思います。

グラスに注いだとたんに広がる煙りの香り。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

フレッシュフルーツカクテル

春から梅雨となり夏が近づくにつれてフルーツの品ぞろえが充実してまいりました。

スイカを筆頭といたしまして、ブドウ、桃、メロン、パッションフルーツをご用意いたしております。

特にご好評をいただいておりますのがスイカのソルティドッグ。非常にシンプルです。

通常のソルティドッグのようにスイカ果汁とウォッカをあわせ塩をつけたグラスで混ぜ合わせるカクテルです。

ブドウ、桃、メロン、パッションフルーツはカクテルグラスでのご提供でございます。

 

桃のカクテルといえば連想するのはやはりベリーニ。

モモ

イタリアのベニスにあるレストランバー、ハリーズバーのジュセッペ・チプリアーニ氏が考案したカクテルです。

当時開かれていたルネッサンス初期の画家ジョヴァンニ・ベリーニ展を記念して造られたそうです。

ハリーズバーでは辛口ののスプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)の「プロセッコ」を使用していますが当店ではシャンパンでお作りさせていただきます。

 

ベリーニに限らず葡萄、スイカ、メロンなどでもシャンパンと合わせても美味しいので是非お試しになってみてください。

カクテルアワード勉強会

田原です。

今月9日キャッスルプラザさんにて

サントリーカクテルアワード事前勉強会&ルジェ・ブランドセミナーに参加してきました。

カクテルアワードは今年でちょうど20年を迎えるサントリー社のカクテルコンクールで

日本でも大きなコンクールの一つです。

そしてサントリー社が国内取扱いブランドのルジェ社は

フランスのリキュールメーカーで合わせたセミナーが開催されました。

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勉強会はサントリースクールの花崎一夫氏

スタート前に録画、録音禁止のアナウンスがされ始まりましたが

撮影は禁止でなかったのに皆さん撮影もされず…

というか聞き入ってたんでしょうね。

とても勉強になりました。

 

私もコンクールで審査をさせていただくことがありますが

やはり根本は一緒です。

確かにと、再度勉強させていただきました。

ありがとうございます!!

そしてルジェラグード社からはクリスチャン・アルブイ社長が

自ら自社リキュールのセミナーをしていただくという贅沢なセミナーでした。

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ブランドPVから始まり

製造方法から拘りの部分までご説明いただきました。

途中キールの話になり

昔キールという名の市長がアペリティフで

白ワインにカシスを混ぜたカクテルを振る舞ってたのが発端で

そのうちキール市長のアペリティフと呼ぶようになり

その後キールという名でいいかと市長に了解を得て

略してキールになったそうです。

そしてルジェ社がキールとキールロワイヤルの権利を持っているというお話でした。

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話が逸れましたがテイスティングは通常ラインナップに

エキストラヴァージンカシスという貴重なカシスも試飲させていただきましたが

こちらは酸味も強くビックリしました。

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そしてカシスの蕾なるものも見せていただき

こちらは香水メーカーも原料に使うほど香りがいいとのお話で

つぶして香ってみましたが

確かにというアクセントになりそうな香りでした。

 

リキュールメーカーのセミナーはあまり開催されないので

とても新鮮で貴重な時間が過ごせました。

ブラジルワールドカップ

こんにちは。舩戸です。

梅雨に入り不安定な天気が続きますね。

名古屋はまだ大雨の被害はあまりないはずですが、全国的には事故や浸水、落雷などのニュースが多いように思います。

しとしと降る雨はこの時期ならではの風物詩だと思っていたのですが、最近はゲリラ豪雨のような風情のない天候が多いですね。

先日も出勤中に急に天気が変わってビショビショになりながら自転車をこいでました。

今年の梅雨明けは遅くなるようですが、待ち遠しいです。

 

さて待ち遠しいといえば、今週の木曜日に迫ったワールドカップの開会式。

ブラジルで開催ということもあり、日本で放送されるのは午前中が多いのでしょうか。

僕は出勤前に観れるのでワクワクしております。

ただ、サッカーファンの方には申し訳ないのですが、Wカップだけ見る、にわかです。

すみません。

 

今日はせっかくなのでブラジルにまつわるお酒を紹介させていただきます。

ブラジルの代表的な飲み物といえば『カイピリーニャ』です

Caipirinha

ポルトガル語で「田舎者ちゃん」という意味があるそうです。

田舎者よりもかわいい言い方だそうです。

このカイピリーニャは、カシャーサというサトウキビから作られたラム酒の一種を使うのですが、ラムに比べて味がかなり複雑です。

コクがあるというか、雑味があるというか。

どちらにしろ個性的なお酒なのですが、それをベースに、カットしたライム、シュガー、砕いた氷を入れて混ぜるだけ。

という簡単なカクテルです。

ところが、以前僕が働いていたホテルではこれを大好きな外国のお客様がいらっしゃいまして、

「ブラウンシュガーはあるか?」

「ライムはもっと小さく沢山」

「カシャーサをもう少しいれてくれ」

なんて、作り方まで指定されたほどでした。

ブラジルの国民酒的なものなんですね。

Wカップの応援に行った日本人サポータが、ブラジルで日本酒の燗のつけ方を指示するなんて事はないと思いますが、ついつい言いたくなったりするんじゃないんでしょうか。

ちなみに日系のかたが多いせいか日本酒で作るサケピリーニャなんてものもあるそうです。

 

「日本の酒をそんな風に使うな!」

なんてサポーターがいませんように。

 

もちろんブラジルに行かなくても、当店クライスでもカイピリーニャは飲めますので。

寝酒に飲んで日本チームを応援しましょう。

6月

本日は中迫が担当させていただきます。

6月に入り名古屋も梅雨入りを致しました。

6月の事を陰暦で水無月といいます。

水の無い月と書いても本日は昼間激しい雨が降り止んだ後もジメジメとした感じです。

調べてみたところ水無月とは陰暦で6月を指し、「無」は神無月と同じく「な」とか「の」を意味し「水の月」となるそうです。

別の説では旧暦6月は梅雨明けの時期で田に水を引くことから水の無い月とした説も。

 

6月と言えば梅雨と並んでジューンブライドを連想いたします。

欧米では古くから6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活を送ることができると伝えられています。

こちらも由来は諸説あるようで・・・

①欧州では農作業に支障が出るため3、4、5月の結婚が禁じられていました。

そのため解禁となる6月に結婚式が多く祝福されたため多くの人々から祝われる6月の花嫁(June Bride)は幸せになるだろう、という説。

②結婚を司る女神である「Juno(ユーノー)」、6月の英名である「June」に由来。

6月は結婚や女性を守護する「Juno」の月ということで6月に結婚する花嫁は幸せになるという説。

まだまだ諸説あるようですがヨーロッパの6月は日本と異なり1年で最も雨が少なく気候もよいことから結婚式が多いのは確かなようです。

 

 

そんな6月を連想するカクテルをいくつかご紹介いたします。

 

「エム30レイン」

ウォッカ 4/6

パンペルムーゼ 1/6

ライムジュース 1/6

ブルーキュラソー少量

エム30レインは銀座テンダーの上田一男氏が坂本龍一氏にプレゼントしたカクテルです。
坂本龍一さんが音楽監督を務めた映画「ラストエンペラー」では44曲の挿入曲があり,その中でも坂本さんが最も気に入っていた30番目の曲レイン。
降り続く雨の色をグラスに表現しており,高い度数に反し爽やかな味わいです。

 

「ハネムーン」

アップルブランデー 1/3

ベネディクティン 1/3

レモンジュース 1/3

オレンジキュラソー 3dashes

 

甘ざっぱりとしたショートカクテルです。

甘めの口当たりでありながら少し強めのアルコールも結婚生活を象徴しているのでしょうか?

 

「ハニーサックル」

ホワイトラム 3/4

レモンジュース 1/4

蜂蜜 1tsp

 

ハネムーンの語源となる蜂蜜酒。

古代から中世のヨーロッパでは新婚の新婦は外出をせず1か月間蜂蜜酒作りを行い新郎に飲ませ子作りを行っておりました。

蜂蜜には強壮作用があるとされたことと蜂の多産にあやかったといわれております。

ここから「蜂蜜の一か月」→「蜜月」(ハニームーン)という言葉が生まれました。

そんな蜂蜜を使ったシンプルなカクテル。

ダイキリに似たレシピですが蜂蜜の甘味が活きたカクテルです。

 

 

ジメジメとして気持ちのいい季節ではないですが空調を効かせた店内で冷えたカクテルをお飲みになられるのもいいのではないでしょうか。

 

 

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