スコッチと密造者

皆様こんにちは。

本日は舩戸が担当です。

朝晩と急に涼しくなりました。

ジャケットを着ないと寒いくらいで。

ちまたではインフルエンザがもう流行っているそうです。

例年に比べ2ヶ月も早いんだとか。

どうやらラグビーW杯の影響もあるのでは。なんて言われていたり。

確かに季節が反対の南半球からも多くのファンが来日してますので、その影響は否定できないかと。

インフルエンザもそうですが、季節の変わり目。

風邪などにも充分に気をつけたいと思います。

 

さて、ラグビーW杯と言えば日本×スコットランドが盛り上がりましたね。

僕はと言いますとラーメン屋で右手にビール、左手にスマホ状態で試合終了のカウントしておりました。

店員の人たちも麺の湯切りをしながら「勝った?」なんて盛り上がっていたり。

8強はどうやらもの凄いことのようです。

バーで働いていますとスコットランド=スコッチのイメージが強いですがファンの方はラグビーを思い浮かべるのでしょうか。

なかなかに気性の荒いプレーが見受けられましたが。

これぞヴァイキングの血か!なんて一人思っておりました。

スコッチの歴史の勉強をしていますと必ず出てくるのが1707年のスコットランドとイングランド併合です。

そのためスコットランドの地酒であったスコッチにイングランド政府が大幅に課税を強化。

生産者の多くはこれに反発、密造をし、ウイスキーを隠すために樽に入れ、それが今日にみられる樽熟成ウイスキーの始まりとなったというもの。

1823年の酒税法改正まで100年もの間ウイスキー生産者は政府と陰ながら戦っていたんですね。

結局その時のイギリス国王ジョージ4世がその当時密造酒であったグレンリベットを愛飲していたから周りの側近が慌てて酒税を下げた、なんてまるで一本の映画が作れそうなお話だと思うのですが。

密造業者たちの勝利です。

粘り強さと諦めない心意気。家に帰って試合の再放送を見ながらそんな事を思っていました。

 

次は南アフリカ戦。

頑張っていただきたいものです。