ゴードンセミナー

みなさま、こんにちは。

先週頃から雨が多いですね。

今日は、この一週間で2回も自転車で転んだ舩戸が担当です。

 

3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花(別名 菜種)の咲いている時期に降り続く雨のことを「菜種梅雨」と言うそうですね。

菜の花をはじめ色々な花を催す(咲かせる)という意味で、「催花雨(さいかう)」や、同じ発音の「菜花雨」(菜種の花の雨)から「菜種梅雨」になったという説もあります。

春雨(はるさめ)は、このころの優しい雨のことを言う場合が多いようです。

「菜種梅雨」の季節が終わり、5月初旬は「たけのこ梅雨」、そして、5月中旬からは「卯の花くたし」。その後、梅の実の熟す頃、本格的な「梅雨」がやってきます。

雨で季節の移り変わりを感じてみるのも風情があっていいですね。

まぁ路面が滑りやすくなっているので気を付けなければいけないですが。

 

さて、先週の土曜日、毎月恒例のバーテンダー協会の研究会を行いました。

今回のテーマはゴードン・ドライジン・セミナー。

キリン・ディアジオ様からの新商品説明会でした。

皆様ご存知の方も多いと思いますが、この4月頃から徐々に今までのゴードンから新しいゴードンに変わりつつあります。

度数が47.3%の物は43%に、40%の物は37.5%に。

たった数パーセントの違いでなぜここまで話題になるのか。

「ゴードン」は世界で初めて“ジントニック”を生んだブランドといわれています。

現在では約180ヵ国で愛飲され、世界で一番売れているジンとなっているそうです。

つまりバーでは必ずと言っていいほど使われているジンなんだと思います。

スタンダートなジントニックやマティーニ。

たった数パーセントの違いでも大きく味が変わってしまうのではないか。

それを確かめるため、まずは常温ストレートから。

次にジントニックやマティーニ、ギムレット。

4種類のジンを全て試させていただきました。

結論から言うと確かに味わいは違ったものとなりました。

特に37.5度と47.3度のジンはまるで違った飲み物です。

カクテルにしてみるとバーテンダーさんそれぞれの思いがあるらしく意見はそれぞれ。

なかなか楽しい研究会でした。

これから美味しいレシピを見つけていかないといけませんね。

 

さて当店ではまだまだ旧ゴードンがございます。

無くなる前におためしされてはいかがでしょうか。