みなさんこんにちは。
本日は佐藤が担当させていただきます。
3月15日に名古屋ストリングスホテルにて、グレンモーレンジィテイスティングセミナーがあり、参加させていただきました。
今回のセミナーは去年の秋ぶりに、グレンモーレンジィ&アードベッグの蒸留製造最高責任者のビルラムズデン博士が名古屋に来てセミナーをしていただきました。
グレンモーレンジィの蒸留の仕方、なぜこのようなフルーティーでフローラルなウィスキーが生まれるのか、詳しいところまで沢山お話いただいてとても勉強になりました。
グレンモーレンジィが他のウィスキーと違う点は主に、仕込み水、蒸溜器、樽です。
どれもウィスキーに多大な影響を及ぼすものばかりです。
仕込み水はスコットランドではかなり珍しく、硬水を使用しています。
スコットランドで硬水を使用してるのは、グレンモーレンジィとオークニーのハイランドパークのみです。
硬水は酵母が働くのに重要なカルシウムが多く含まれ、特にミネラルが多いという理由から使用しているそうです。
蒸溜器はスコットランドで最も背の高い蒸溜器を使用しています。
背の高い蒸溜器はライトでピュアな気体のみが上に上がっていき、重くオイリーな気体は一切取り込まないといったことからピュアでフルーティーなウィスキーが仕上がります。
そして1番のこだわりは樽だとラムズデン博士はいいます。
ラムズデン博士は樽の事を話だすと3日間は喋り続けられるそうです。
ラムズデン博士、自ら木を選び、年輪を数え1番適した、2センチのなかに11か12本が空気の通る道が理想的だそうです。
このようにグレンモーレンジィのこだわりはたくさんあります。
僕たち自身も改めて素晴らしいウィスキーなんだと感じることができました。