ブルームーン

毎日うだるような暑さが続きますね。

今日の名古屋は37℃まで上がったとか。

出勤中にとろとろになる舩戸です。

なんなんでしょうこの暑さは。

 

さて、今日で7月も終わり。

今夜はブルームーンだそうです。

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ブルームーンとは、ひと月に2度現れる満月のことを指すそうで。

3年に1度しか見ることができない珍しい満月なんだそうです。

ただ、必ずしも青く輝く月が見えるわけではないとのこと。

ブルームーンというカクテルもありますが、色は薄い紫色ですしね。

その神秘的な意味合いから、「できない相談」「叶わぬ恋」という意味もあるようで、女性が男性からのお誘いを上品に断るときに注文されたりするカクテルなんて言われてもいますが・・・

今までカウンターの中で見たことはないです。

男性もきっと気付かないと思います。

「今夜はこの後・・・」

「私まだ飲み足りないの。バーテンダーさん。ブルームーンを」

「じゃあ僕は彼女をイメージして。そうだな。パーフェクトレディーをくれたまえ」

「・・・」

「・・・」

なんて事になると思います。

男はみんな鈍感なんですよ。きっと。

「今日はブラッディーメアリーだから」なんて断られたほうがわかりやすかったりするかも。

ただ、このブルームーンカクテルに使われているリキュール「パルフェタムール」

英語に直すとパーフェクトラブ。

意味は完全な愛。

叶わぬ恋の中に完全な愛が含まれるとは。

なかなか乙なカクテルです。

富士御殿場蒸溜所ツアー

田原です。

ビアガーデンやバーベキューの季節ですね!!

先日バーベキューに行ってきましたが暑い…。

佐藤と行ってきましたので、またその様子はどちらかが書かせていただくと思います。

 

毎年開催させていただいております大人の工場見学ツアー。

第一回は山崎蒸溜所、第二回(昨年)は余市蒸溜所へ

今回は富士御殿場蒸溜所に決定し

お店ではツアー参加いただける方を募集させていただいております。

8月23日(日)

参加費は9,000円(御1人様)

お昼ご飯1食分は参加費に入っております。

 

朝7時に名古屋伏見を出発しまして

お昼位に到着し食事をとり

そのあと工場見学をして名古屋には20時くらい到着予定です。

30名の参加人数で予定しておりますが

現在半分くらいの応募をいただいております。

来年はまだ決めておりませんがまだ行けてないジャパニーズウイスキー蒸溜所は

宮城峡、マルス、白州、秩父、あかし…と幾つかございます。

またいつかは本場スコットランドなども企画できたら嬉しいですね。

 

話が逸れましたが

こちらの予約はお電話でも可能です。

本予約はお手数ですがご来店いただき申込用紙にご記入いただくと完了です。

 

富士御殿場蒸溜所は珍しく単式蒸留器というシングルモルトウイスキーを作る蒸留器と

連続式蒸留機というグレーンと呼ばれる主にブレンデットウイスキーに使われるウイスキーを作る蒸留機が両方ございます。

実は連続式蒸留機は初めて見るので楽しみにしております。

またこちらで作られる富士山麓18年というウイスキーは

あのドラマの影響かと思われますが終売でして

気になるかたは今のうちにご購入されることをお勧めします。

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バスツアーは行きはソフトドリンク、帰りは宴という感じですのでお酒の部分はご心配なく。

第三弾の蒸溜所ツアー、楽しんでいただけるよう頑張ります!!

アサヒビール工場

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

先々週の日曜日にバーテンダー協会でアサヒビール工場見学に行ってきました。

新守山駅から10分~15分くらい歩いたところにあるのですが、その日はかなりの猛暑でみんな汗だくになりながら工場まで辿り着きました。

 

まず一通り工場の中を見学させていただいて、それからニッカウヰスキーのセミナーがありました。

 

工場自体は日曜日なので動いていなかったのですがビールを貯蔵するタンクや醸造する機械や缶詰め作業をする機械などが見れてとても勉強になりました。

名古屋のアサヒビール工場からは毎日360万本のビールが出荷されているそうです。

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そしてニッカウヰスキーのセミナーではテイスティングもあり、9月に発売される余市と宮城峡を試飲させていただきました。

どちらともノンビンテージですが、余市は10年に近くスモーキーさがしっかりしていて、宮城峡は柔らかく森を感じられるような味わいでとても美味しかったです。

 

余市は蒸留所が日本海のすぐ近くにあり、日本海は岩が多く海藻やプランクトンが多いためしっかりとした潮の香りがウイスキーになじみます。

そのため竹鶴さんはスコットランドのアイラ島の位置付けとして余市蒸留所を設立しました。

 

一方、宮城峡は蒸留所が森の近くにあり針葉樹がフィトンチッドという森を細菌などから守る物質を生むため、森の柔らかい香りがウイスキーになじみます。

そのため竹鶴さんはスコットランドのローランドの位置付けとして宮城峡蒸留所を設立しました。

 

このようなセミナーを聞いてから試飲すると感じ方が変わってきてとても面白かったです。

 

みなさんこれからもアサヒビールにニッカウヰスキー、存分にお楽しみくださいませ。

お盆休みのご案内

中迫です。

梅雨も明けたようで30℃を超える暑い日が続きそうです。御身体にはお気を付けください。

本日はお盆休みの御案内をさせていただきます。
誠に勝手ながら下記の通りお休みを頂戴いたしますので何卒宜しくお願い申し上げます。
8月13日(木)~8月15日(土)の3日間をお休みさせていただきます。

8月16日(日)より通常営業させていただきます。

期間中は大変ご不便おかけいたしますが、宜しくお願い致します。

 

例年ですと日曜日ということもあり16日までお休みを頂戴しておりましたが、今年より日祝も営業ということで16日からの通常営業でございます。

フロム・ザ・バレル

今日は台風の影響もあり生憎の天気ですね。

中国、関西地方では避難勧告が出ているところもありますが、名古屋も風が強い日となりました。

出勤の途中、傘も心も折れた舩戸です。

皆様には怪我など無ければいいですが。

 

台風のニュースもそうですが、昨日のニュースには驚かされました。

第153回芥川賞。

お笑い芸人の又吉直樹さんの「火花」が選ばれましたね。

テレビで活躍されながら、本も書かれ、しかも芥川賞。

本が好きで好きで、という話はテレビでも聞いていたのですが、まさかここまでの方とは。

僕も本は年に数冊読む程度ですが、自分が何か書けるなんて思ってもみないので。

天は二物を与えるんですね。

さっそく「火花」買いました。

天気は生憎でも読書日和です。

 

賞といえば日本のウイスキーもまた快挙です。

今月の8日、蒸留酒を対象にした国際品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2015」があり、ニッカウヰスキーとサントリースピリッツの商品が最高賞「トロフィー」を受賞しました。

響21年は3年連続の受賞。

ニッカの「フロム・ザ・バレル」は初受賞だそうです。

 

そこで今回は「フロム・ザ・バレル」のご紹介です。

『フロム・ザ・バレル』は、熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、もう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵。

再貯蔵された多くのウイスキーは、瓶詰め前に割り水によってアルコール分・40~45%程度に調整されますが、『フロム・ザ・バレル』は、割り水を最小限に留め、アルコール分「51%」に設定。

骨太な飲みごたえとともに、再貯蔵(マリッジ)で生まれた濃厚にして繊細な香りと味わいのウイスキーです。

また四角いボトルのデザインも個性的です。

ボトルデザインの開発は、グラフィックデザイナーの佐藤 卓氏。

氏の著書「クジラは潮を吹いていた。」では

「強くて濃いウイスキーが、どのようなボトルであるべきか。私は「小さな塊」にしたいと思った。濃いものは少ない量のほうが美味しそうである。・・(中略)・・味の濃いものは少ない量。つまり、小さな塊という隠喩に則ってこのような首の短い四角いボトルをデザインした。四角いボトルは同量の円柱ボトルとくらべ、正面から見て小さくなる。」と語られています。

『フロム・ザ・バレル』は、重厚な味わいとコクが詰まったウイスキーの「小さな塊」を表現しているんですね。

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個人的にはアルコール度数は確かに高いですが、飲みやすく、甘さもあり、ロックやソーダ割りなどでも美味しく飲めると思います。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

香り

田原です。

先週あたりから本格的な夏到来という感じの季節になりました。

今回は香りに関する事を書かせていただきます。

ウイスキーやワインなどそのままストレートでお召し上がりいただくものには

多々テイスティングコメントや香りの表現が多くあります。

私は鼻が弱く、過去に副鼻腔炎を悪化させたことが原因なのか

皆様より香りの感じ方が弱い方です。

なのですが先月辺りから急に香りに対する感じ方が強くなり

今まで感じなかったかなり微妙な香りや遠い場所にあるものまで

判断できるようになりました。

また逆戻りするかもしれませんがそれまでの間はこの感覚を楽しみたいと思います。

 

この感覚になり思いましたが

常に香りの感じる度合いの強い方もかわいそうですね。

嫌な臭いまで嗅げてしまう…。

 

さておき前ふりが長かったのですが

テイスティングに対する私の香りが嗅ぎ分けにくいときにやってた方法を書かせていただきます。

鼻には利き鼻があると思います。

右で香り

左で香る

違いませんか?

同じ香りではなく香りの感じかたが違います。

片方づつ違いがあり、それぞれ感じた香りを表現で使っております。

そうすると複雑さが出ると言いますか、表現に幅が出ました。

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ウイスキーやワインなどぜひ一度やってみてください

きっと新たな発見があるかと思います。

箕面ビール

 

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

先月のことですが、姉が大阪に住んでいるので大阪で用事を終えてから会いに行ってきました。

姉は大阪の箕面市(みのおし)に住んでいるので18時に箕面駅に集合だったのですが、早く着きすぎてしまってどうしようかと考えていたら、駅を見渡すと箕面市の地ビールのことが書かれていました。

暑いし喉がカラカラだったので飲みたい!と思い飲める所をネットで探して、駅近くとあるバーに入りました。

すると幼稚園くらいのお子さんが出迎えてくれて、大きな声でおかあさーんお客さんだよー!と叫ぶとお母さんが出てきました。

お店と家がつながっていて、姉妹でバーを経営してるみたいです。

 

そして箕面ビールをくださいと言うと何種類か出てきました。

ピルスナー、スタウト、ペールエールなどがでてきました。

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箕面市はとても自然が豊かで、自然の宝庫とも呼ばれ日本の滝百選にも選ばれる程キレイな所です。

特に有名なのは、明治の森 箕面国定公園という所で、そこのすぐ近くで箕面ビールが作られています。

箕面ビールの全てが無濾過 非熱処理ビールとなっており、酵母を濾過せずにそのまま瓶詰めすることでより豊かな味わいに仕上がります。

それだけではなく豊かな自然の水で作ったビールは健康や美容にも抜群だそうです。

 

時間の都合上、ピルスナーしかいただけなかったのですが爽やかなホップの香りとスッキリとした味わいで飲んだだけで自然を感じられるようなビールでした。

 

みなさん今年の暑い夏も、色々なビールや地ビールを飲んで楽しんでみてはいかがでしょうか。

シェーカー磨き

本日は七夕ですがあいにくの雨ですね。

雨の場合ですと天の川の水かさが増す為、織姫が橋を渡れず二人は会うことができないようです。

今日のように七夕に降る雨を催涙雨(さいるいう)と言って、織姫と彦星が会えなかったのを悲しんで流す涙だと言われていると先ほど知りました。

七夕は大体雨が降ってる気がして調べてみると七夕が日本に伝わった奈良時代頃の7月7日は現在での8月7日あたりになるそうです。

明治6年に旧暦から新暦へと変わった際7月7日は梅雨まっさかりの時期になってしまいました。

過去10年分のデータでは7月7日は4回晴れ(6回雨)、8月7日は9回晴れ(1回雨)。

二人を離れ離れにさせた神様もちゃんと晴れやすい日を選んでいたようです。

晴れた日には織姫(こと座のヴェガ)と彦星(わし座のアルタイル)を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

前置きが長くなりましたが本題です。本日は中迫が担当させていただきます。

クライスではニッケルシルバーのシェーカーをメインに使用しております。

以前のブログにもあがりましたが熱伝導率がよくとても冷えやすいため重宝しております。

ニッケルシルバーは食器等では洋白、洋銀、ジャーマンシルバーとも呼ばれています。

美麗な銀白色光沢、優れた加工性、耐食性を有します。ただメッキ加工なしで使用することはできないようです。

銅が50~70%、ニッケルが5~30%、亜鉛10~30%で構成された合金で身近なものでは500円玉がこれにあたります。

 

メッキ加工が必須なためこちらのシェーカーにも銀メッキを施してあります。

フルート等の管楽器に銀メッキを施すと音色が良くなることや、金属食器に銀メッキをすることで水分中の微生物が殺菌され、衛生上きわめて好ましいこと等様々な利点があります。

反面、銀メッキの弱点は大気中の硫化物によって褐色、または暗紫色に変色することがあります(硫化)。

 

見た目的に美しくないため以前よりこまめに銀磨き剤とウェスで磨き上げておりました。

が、先日マスターがフェイスブックで面白い投稿を発見しました。

 

鍋に沸かしたお湯にアルミホイルを入れそこに銀製品を入れると綺麗になる。

早速色々と調べ試してみました。

 

 

笑ってしまうくらい簡単にきれいに・・・。今までかけた時間は一体。

どうやらシルバーが黒くなる原因、硫化という化学反応をアルミ、塩、湯で電気分解することで綺麗にする手法のようです。

見る見るうちによごれが取れ代わりにアルミホイルが汚れていきます。

楽しくなってしまったので店内中のシェーカーを綺麗にしてしまいました。

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仕事が簡略化できたのはとてもいいことだとは思うのですが磨く作業が好きだった私としては複雑な心境です・・・・。

 

 

 

ヴェスパー

7月最初の金曜日。

本日は舩戸が担当させていただきます。

空を見上げるとあいにくの天気ですが。

どうやら今月の夜空はなにやら素敵な事が起こっているそうです。

もう過ぎてしまいましたが、7月1日の夕空は金星と木星が大接近したらしいですね。

なんと16年ぶりだとか。

もっとも明るい星が2つ、かなりくっついて見れたとか。

僕はすっかり忘れてました。

それでも今でもかなり近づいて見えるそうですよ。

また7月10日には金星が最大光度に達して、マイナス4,5度。

1等星の150倍の明るさで日中でも見える明るさだそうです。

19日には夕空に細い月と2つの惑星が並んで、ニコちゃんマークに見えるとか。

西の空を見上げて少しロマンティックな雰囲気を感じるのもいいかもしれませんね。

 

と、今回は星の事について書かせていただきましたが、先日いらっしゃったバーテンダーの先輩と少しカクテル談義をしました。

お店によってカクテルのレシピは少し違うと思いますが。

その中で話題になったのが「ヴェスパーマティーニ」。

ヴェスパーの意味は「宵の明星」。

007の映画でもボンドがヴェスパーに素敵な名前だ。と口説いていましたね。

キナリレというお酒が生産中止になってから、007の小説とまったく同じカクテルが出来なくなった幻のカクテルと言ってもいいかもしれません。

しかし今はキナリレを作っていた会社がリレブランというお酒を出してそちらで作るのが一般的ではないでしょうか。

レシピはかなりドライ。

ボンドは自分で考えたカクテルに彼女の名前を付け「一度味を知ると、ほかのカクテルが飲めなくなる」とかどうとか言っておりました。

はい。

僕なら言えませんが・・・。

この金星が輝く夜に宵の明星マティーニ、ヴェスパーマティーニをお試しされてはいかがでしょうか。

酔いのマティーニになりませぬように。

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