ジョニーウォーカー

先週末から雨が降り始め、ようやく梅雨らしくなったかな、と思えば台風だと聞いて消沈している中迫です。

幸いにも自宅が近所なのでそこまで濡れはしませんが風が強いと足元が大変なことになりますね・・・。

今のうちに替えの靴下を準備しておいたほうがいいかもしれません。

 

 

世界一の販売量を誇るジョニーウォーカー。

代々、ウォーカー家が特別なお客様だけにブレンドしたウィスキーが存在していました。それは ウォーカー家の“プライベートブレンド”ウィスキー。そのウォーカー家プライベートブランドに、ジョニーウォーカーのマスターブレンダー“ジムビバレッジ”が、現代の息吹を吹き込み完成させたプライベートブレンド。

以前もご好評いただいておりましたが再びボトルキープキャンペーンがスタート致します。

 

ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年

通常¥20,520のところ¥12,420にてご提供させていただきます。

貴重な貯蔵庫から選び抜かれた18年以上熟成した原酒由来の甘さとエレガントさとスモーキーさが絶妙なバランスを保ち、深くリッチでありながらスムースな味わいに仕上がっています。

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アバフェルディ12年

梅雨入りはしたもののほとんど雨の降らない天気が続いております。

東京では雹が積もるなど凄い天気のようですが名古屋では梅雨入り以降数える程しか降らず水不足が心配になります。

 

本日は中迫が担当させていただきます。

 

かねてより行っておりますボトルキープキャンペーン。

ここ最近はアードベッグ10年にスポットが当たっておりましたが並行してアバフェルディ12年のキャンペーンも行っております。

アバフェルディ、聞きなれない方も多いかと思います。

元々は1896年にジョン・デュワーズ&サンズ社がブレンデッドスコッチであるデュワーズの原酒確保の為にアバフェルディ蒸留所を設立した事からうまれました。

蒸溜所は南ハイランドのリゾート地であるアバフェルディ村に位置し観光地としても人気だそうです。

その後UD社の参加へ入り現在はバカルディ社の所有となっておりデュワーズのキーモルト(主要原酒)として、シングルモルトとして売り出されております。

 

UD社時代に描かれたシンボルマークのリスが今でもボトルに残っております。

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アバフェルディ12年の特徴といたしまして

色:黄色みがかった琥珀色

香り:蜂蜜、焦がした木の香り、フルーティ、オレンジ

味わい:ライトで甘口、蜂蜜

ストレートからロック、水割り、ソーダ割りと飲み方を選ばない秀逸なモルトかと思います。

アードベッグのようなピーティさもなく非常に飲みやすいウイスキーです。

当店では税込7,560円にてボトルキープいただけます。

宜しくお願い致します。

 

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山崎蒸溜所見学

田原です。

つい一昨日バーテンダー協会名古屋支部

研究部のイベントで山崎蒸溜所へ行ってまいりました。

私はかれこれ6回目くらいの訪問ですが

何度行ってもワクワクします。

朝9時集合でバスにて山崎蒸溜所へ向いましたが

バーテンダーは朝に弱く、皆さんスロースタート。

少し仮眠を取るかたもみえましたが

現地に着くと皆さん元気を取り戻し

見学!といきたいところですがまずは腹ごしらえ。

定番になりつつありますがここ「三笑亭」さんへ

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そして天丼をいただきました。

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三笑亭さんへは山崎蒸溜所から駅へ徒歩5分ほどです。

蒸溜所へ戻ると少しウイスキー博物館を回り

いよいよ工場見学。

以前伺ったときは増設工事中だった蒸留器も稼働しており

ほぼメンテナンス期間以外は年中フル稼働で作っているそうです。

そして発酵槽のエリアを通り

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蒸留器を通り

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樽熟成のエリアへ

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ここは蒸溜所のなかでも一番の撮影エリアだそうで

やはり皆さん何枚か撮影されてました。

 

全て見学が終わるとセミナーです。

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山崎4タイプ、白州4タイプご用意いただき

セミナー中にテイスティングしましたが

いわゆるノンヴィンテージ、12年、18年に使われているウイスキーを個々に味わい

また特徴的に作るとこのようなものもできるという感じでした。

個人的にはミズナラを期待しておりましたが

少し若いタイプなのか特徴が弱く

加水して開かせると特徴が出てくる感じでした。

 

隣の方はワイン樽熟成を気に入ったらしく

他の方のグラスに残ってるのがあれば

貰っては飲んでおり

さっきまで二日酔いで飲めないとか言ってたような…。

 

その後バスにて名古屋まで戻り

なんとか無事に今回の研究会も終わり

ホッと一安心の一日でした。

Octmore 06.1 Scotish Barley

今日はワールドカップ日本戦のせいで寝不足気味な舩戸が担当させていただきます。

皆様の中にもサッカーを観るために早起きをしてここ数日、睡眠不足気味な方も多いのではないでしょうか。

そんな方々のためにも眠気を吹き飛ばす強烈なモルトを紹介させていただきます。

 

その名も「オクトモア」

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オクトモアはブルイックラディ蒸留所でヘビーピーテッドなモルトを使用してつくられた世界で最もピーティなシングルモルトウイスキーです。

ノンチルフィルター。

カスクストレングス。

アルコール度数は57度。

今回入荷したのはシリーズの第6弾。

フェノール値は167ppmで5年熟成。

ppm(100万分の1)は麦芽を燻した、ピートの風味を出すフェノール性の化合物を数値化したもです。

ちなみに

ボウモアは18~20、カリラ35、ラガヴーリン30~40、ラフロイグ50~60、アードベッグ55~65。

なのでこの数値の強烈さがわかっていただけると思います。

グラスに注いだとたんに広がる煙りの香り。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

プラネタリウム ブラック バー

夏日が続く日々に冷たいものがほしくなる今日この頃です。

田原が担当させていただきます。

 

先月22日表参道で開催された

ジョニーウォーカーブラックと

プラネタリウムを楽しむことができる

ブラックバーに行ってきました。

5日間限定のイベントで人数も限られるので

大変貴重な体験ができました。

ほとんど情報がなくお邪魔したので

とてもワクワク状態で、まず見せていただいたのが

こちらのショートムービー

https://www.youtube.com/watch?v=DZMVzO8hnSE&index=2&list=WL

 

そしてプラネタリウムと続くのですが

大きな会場の天井に白い幕が張ってあり

一瞬にして全てが星空に変わると

会場からは「おぉ!」など声が出るほど綺麗でした。

写真を撮りましたがやはり難しいですね。

写真では表現できませんでしたが一応載せておきます。

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そしてブラックバーなので会場にはバーコーナーも。

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色々な飲み方の提案もあり

ハイボールやロックなども勿論ですが

カクテルでのご提供もされておりました。

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そして先ほどのショートムービー

主演は「ロバート カーライル」

ご覧になられるとわかりますが

ノーカット撮影でタイミングぴったりに仕上げているのは凄いの一言でした。

※なぜかこの動画は一カ所途切れるところがありますが

実際に観たのはちゃんと繫がっておりました。

 

この日も日帰り。

いつかユックリと色々なお店にお邪魔したいと思います。

釣りへ

こんにちは。

最近かなり日焼けをしてしまい、「バーテンダーの色じゃないね」と言われてしまった舩戸です。

じつは先日の日曜日にマスターと琵琶湖へブラックバスを釣りにいってまいりました。

ほぼ初めての釣りだったのですが、マスターのおかげでなんとか4匹釣ることができました。

すごく楽しめたのですが、ただこの時期の日差しをなめてました。

顔も腕も真っ赤で。

日焼け止めを塗ればよかったと後悔してます。

釣り

 

今回初めて琵琶湖へ釣りに出かけたわけですが、沢山の釣り人の数にビックリしました。

夜明けとともにボートに乗るのですが、続々と人が集まってきます。

にわか釣り人として、釣り人達の情熱には驚かされました。

 

 

さて、日本だけでは無く、スコットランドでも釣り好きの方は沢山いらっしゃるようで。

ウイスキーの産地で有名なスペイ川周辺はサーモンフィッシングのメッカとしても有名です。

2月の解禁日から世界中から釣り人が訪れるそうです。

その金額は3日間の宿泊代と入漁料で約22万円。

中には一日100万円を超えるところもあるとか。

そこで一日中釣りを楽しむそうです。

しかも釣れないこともしばしば。

よっぽど好きな方々なんでしょうね。

 

やっぱりそんな釣り人達も、ポケットにはスキットルに詰めたウイスキーを、釣りの合間に愉しむそうで。

水で濡れた体を温めているそうです。

 

なるほど。釣りをしながらウイスキーか。

それなら次回は僕もポケットに忍ばせてみようかと。

日焼けをして顔が赤いのか、酔ってるのかわからないですし。

銘柄は何にしようかな。つまみは・・・

なんて考えてると楽しいですね。

 

皆さんもそろそろウイスキーが飲みたくなったりしませんか?

このブログがクライスに来るための釣りだったりして。

ご来店お待ちしております。

アードベッグ スタンプラリー

毎年5月最終週に行われるアイラフェスティバル。

そちらに合わせた愛知県限定のイベントを

今回は田原が書かせていただきます。

 

以前ご紹介させていただきましたが

音楽とアイラモルトのイベントとして

毎年それぞれの蒸溜所がウイスキーをリリースするアイラフェスティバルが開催されます。

アードベッグは5月31日で

毎年数量限定で日本でもリリースされ

今年は「オーリヴェルデ」金と緑という名で発売されます。

なんでもブラジル(国旗)ワールドカップに合わせているとか。

 

そのアードベッグの日(アードベッグデー)も含む

5月26日~6月30日までスタンプラリーが行われます。

愛知県のみのイベントで

アードベッグ10年を1杯ご注文いただきますとスタンプを一つ押し

愛知県内で最もたくさんアードベッグを飲まれた方には

非売品の金色に輝くオーリヴェルデを1本プレゼント!

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また20位までの方には

アードベッグデーオリジナルTシャツがプレゼントされます。

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当然当店も参加店ですので

チャレンジしてみたい方

ぜひご参加のほどお待ちしております。

 

スピリッツの樽熟成

本日は中迫が担当させていただきます。

最近少しずつ暖かくなってきて冬場とは違った意味合いで起きるのが辛くなってまいりました。

とはいえ昼と夜の寒暖差はまだまだ厳しいので体調管理には気をつけたいものです。

 

 

一般にウイスキーやブランデーは樽熟成を経て出荷されています。

樽熟成と一言に言っても実は未だ熟成のメカニズムは解明されておりません。

わかっていることを大雑把に説明いたしますと

「樽の香味成分が透明の原酒と反応しあい独特の風味や香り、色を付ける」

ということ。

ポリフェノールやリグニンといった成分が溶け出し・・・云々といった話はややこしいので割愛しますがいずれにしてもブラウンスピリッツの味や香りの大部分を占めるファクターです。

※ブラウンスピリッツとは木樽熟成工程を経た褐色のスピリッツ(蒸留酒)をさします。

元々樽熟成は密造酒から生まれたといわれております。

スコットランドがイングランドに併合された際、財源確保の為に多額の酒税を課しました。

そこで各地で密造酒を製造し手近にあったシェリーの樽に隠し徴税から逃れようとしたのです。

ある時樽をあけてみると無色透明だったウイスキーには琥珀色が付き香りも味も素晴らしいものへと変化していたのです。

 

このあたりからスピリッツの品質は飛躍的に向上していきます。

現在では多数のモルトウイスキーはアメリカンホワイトオークの樽で熟成されております。

このことにも理由があり、アメリカには潤沢な資源があることに加えバーボンウイスキーの製造法がかかわってきます。

バーボンウイスキーは新樽のホワイトオークで熟成されたものでないといけないと法律で定められております。

その為一度熟成に使用した樽は使用できなくなります。

それに対しスコッチはほとんど新樽は使用されません。

新樽を使用すると熟成過程で苦み成分等の不要なものまで含んでしまうこともあり二番樽、三番樽を使用します。

ここで新樽のバーボンと二番樽以降のスコッチで利害関係が生まれます。

また、ここでシェリー樽を使うかバーボン樽を使うか・・・etc

樽によってさまざまな味わいの違いが生まれます。

シェリー樽でも、「フィノ」、「オロロソ」、「アモンティリャード」など全く味が異なっていきます。

 

ブラウンスピリッツに欠かせない樽熟成。

意識して飲んでみるとまた新しい発見があり面白いかもしれませんね。

 

 

小ネタといたしましてスピリッツの一つである焼酎。

焼酎には実は樽熟成を経たものはあまりありません。

これには理由があり光量規制(着色規制)と呼ばれる通達があるため。

樽熟成焼酎はウイスキー等に比べ光の透過率(透明度)を10%以下に抑えなければなりません。

透明度を下げるためには濾過が必要になりますがその過程により様々な成分も取り除かれてしまいます。

5年熟成焼酎なのもありますが色合いは非常に軽く透明度も高いのはそのためです。

いつか規制がかわり10年以上熟成の濾過していない焼酎を飲んでみたいものです・・・。

アードベッグ10年

夕方、日が長くなってきて

春はそこまで来ている感じがします。

今回は田原が書かせていただきます。

周年イベントでキャンペーンをさせていただきましたアードベッグ10年。

そのままの価格で通年させていただくことになりました。

 

アードベッグを知らない方からしたら

飲んだ瞬間になにこれ?!となるくらいスモーキーで

ヨード臭の強いウイスキーです。

スコットランドのアイラ島という地区の特徴で

よく保健室を思い出すとか正露丸、注射の…とか

色々な表現をされます。

ですが一度飲んでみて「え!」となっても

怖いもの見たさではありませんが

後日もう一度飲んでみようかな?となったりしたら…

つぎ飲んだ時には癖になってきております。

そしてこれにハマると

こういう風味がないと物足りなさを感じるほどです。

 

年に一度そのアイラ島で

アイラウイスキーフェスティバルが開催されます。

日替わりで各蒸留所のオープンデーがあり

今年は5月31日に「アードベッグデー」というイベントが行われます。

その日は毎年限定発売のウイスキーが登場しますので

ぜひご注目いただけたらと思います。

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オールドボトルコーナー

今回、田原が担当させていただきます。

当店バックバー左のバーボンとスコッチの境目あたりに

オールドボトルコーナーを設けております。

全てを並べるにはスペースが足らず

と言っても少量しか在庫はございませんが…

常時1~2本くらいを並べております。

またリキュールの棚にも数本旧タイプのものが置いてございます。

懐かしの味わいを感じていただけるオールドボトル。

味わったことのない方には

昔の味はこんな味だったともお楽しみいただけます。

ウイスキーはワインと違い

瓶内熟成をしないと言われ続けておりましたが

実は僅かながら熟成しているというお話があります。

多少は味が変われど昔の味わいはいいですね。

現在は旧J&Bと現行J&Bを並べて置いており

飲み比べ等お楽しみいただけます。

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