新ビターズ

田原です。

今回はカクテルに使う副材料として

ビターズという苦味酒がありますが、こちらの新商品をご紹介させていただきます。

以前書かせていただきましたが自家製の柚子、セロリなど。

 

古くからあるお酒ですが

主に木やハーブ、フルーツの成分から作られます。

今回入荷したものはビターバスターズというメーカーのもので

リンドウの根から抽出した天然の苦味成分を使い

各フレーバーを付けたタイプでかなり原材料にも拘ったビターズです。

 

今回2種類を試しに仕入れてみましたが

一つはカルダモンでもう一つがブラックトリュフです。

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正直もう少し香りが強いと良かったのですが

このまま飲んでもロックでもいいくらいの味わいで

想像してたのより苦味も香りもかなりライトでした。

 

苦味は上手に使えばとても心地よい旨味になりますが

間違えると全体のバランスが取れずお酒に手が進みません。

とてもシビアな部分もありますが

使っているうちに面白さが出てきます。

 

また色々と探してみようと思います。

Bar Show 2016

久々にブログを書く気がしますが

ゴールデンウィークがあったのでローテーション的に間が空いてしまいました。

 

今年も行ってまいりましたバー・ショー。

田原がご報告させていただきます。

 

朝のゲートオープンに間に合うよう名古屋から新幹線にて

乗り継ぎ東京ドームシティに到着したのがオープン15分前ですが、すでに長蛇の列。

 

暫くすると入場でき昨年よりもかなり人が多いのではないでしょうか?

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初めはどちらも試飲スタート時間がくるまで飲めず

逆にブースを一通り見て回って行きたいところを探したり

お世話になってる方々とご挨拶ができたりと待ち時間を過ごしました。

今年はプライベートボトルやリリース前の商品を中心に試飲させていただき

その場で購入してきたものはなかったのですが

今後仕入れる商品として勉強になりました。

 

やはり皆様の注目株はイチローズモルトでしょうか?

少しだけ試飲しましたが

昨年ほどガッついては試すことなく幅広く回らせていただきました。

 

昨年無かったソサエティも少しだけ試飲し

ウイスキーのストレートオンリーでいくと倒れてしまいますので

間にギネスやブラックニッカハイボールなどを入れ

和らげながら様々な商品を試飲しました。

 

今年200周年記念で来月リリースされますラガヴーリン8年!

リリース前から注目度が高くいい評判を聞きます。

写真撮影をしフェイスブックやインスタグラム等のSNSに投稿すると試飲ができました。

ちなみに投稿した写真がこちら。

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そして試飲しましたが噂通りの美味しさ!!

これはいいですね。

来月入荷しますので気になる方はぜひ!!

またカナディアンウイスキー(下画像右側)で気になる商品があったので

こちらを試飲すると結構気になる味わいで

もしかするとリリース後は当店のマンハッタンのベースが変わるかも?です。

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最後までは居なかったのですが充分回りきったので帰ることに。

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丁度デーゲームで東京ドームでは試合があったようで

こちらのお帰りと重なると大変なことになるようですね。

なんと重ならずに帰れました。

また来年も来たいと思います。

そして得た新商品など当店のラインナップも一部変わっていくと思いますので

お楽しみにしていただけたらと思います。

アラン モルト [1995] 20年 Pen×Shinanoya

また段々と暖かくなってきましたね。

お昼頃はジャケットを脱いでみえる方も多くなってきました。

日も長くなり、初夏の陽気でしょうか。

ただ夜になるとまだまだ冷え込むこともありますが。

今日はなかなか冬服の整理ができない舩戸が担当させていただきます。

 

雑誌「pen」と酒屋さんのSHINANOYAが、「言葉で飲む」をテーマにプロデュースしたオリジナルボトルシリーズの紹介です。

2015年に創業20年を迎えた「アラン蒸留所」

その創業年の1995ヴィンテージの樽はわずか400樽。

そんな貴重なアラン20年がクライスに入荷しました。

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—Tasting Note —

【香り】林檎、チョコバナナ、熟したメロン、蜂蜜飴、エステリー。シェリー樽由来のややナッティな香りと土やウェアハウスの香り。
【味わい】口に含むと、レーズン、プルーン、ドライアプリコット、煮林檎、ブラウンシュガー、マーマレード、徐々にビターでスパイシーに変化。
【フィニッシュ】フィニッシュは干し柿、紅茶、非常にドライなクリームシェリー、ジンジャー。

 

個人的にこのアランは大変好きな蒸留所の一つ。

僕がバーテンダーを始めた時は、お店にアラン・モルトならぬアラン・スピリッツがまだお店に在庫として残ってました。

確か熟成年数は1年。

荒々しくて度数も高く、当時の僕はとても美味しく飲めるようなものでは無かった記憶があります。

そんなアランもオフィシャルでは18年が出て、今回この限定品の20年が発売。

14年物なんかは家飲み用でも買ったくらいです。

柔らかい甘さと、すっきりした味わいが特徴な蒸留所です。

ただ今回は20年物のシェリーホッグスヘッド。

濃い味わいの甘さとビター感が美味しいです。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

バルデスピノ ファミリー ヘリテージ ブランデー 

皆様こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

4月に入りもう一週間がすぎました。

入学式、入社式はもう終わったようですね。

僕はランチ時間帯の出勤なのですが、スーツを着た若い方々をよく見かけるようになりました。

初々しさなのか、きっと新社会人だろうなと、なんとなくわかるものですね。

大勢でどこに食べに行くのだろうと気になりますが。

ネット上ではもうすでに辞めたいなんて言っている人もいるそうで。

仕事がそんなすぐに合うか合わないかなんてわかるはず無いのに。

頑張って欲しいものです。

 

さて、新社会人の話の後で今日ご紹介するのは希少な古酒です。

 

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バルデスピノ・ファミリー・ヘリテージ・ブランデー・ソレラ・グラン・リゼルバ」

1430年から酒造りを始め500年以上の歴史を誇るバルデスピノ家。

1999年に現オーナーに全てのストックを売却してしまいます。

その中にあった前オーナーのプライベートストックがこのブランデー。

19世紀から始まるソレラシステムで熟成され、平均熟成年数は50年を越え、100年以上前の古酒も含まれていると言われているそうです。

ソレラ・システムとは、100個ほどの樽を4~5段に積み,最上段に新酒を入れ,上から下へと1/4量くらいずつを移しかえて,新酒と古酒を調合しながら熟成させる方法。

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いわゆる老舗のうなぎ屋のたれ方式。

とはいっても、19世紀の原酒が入っているわけですからどこか夢があります。

味わい的には濃厚な甘さと熟成されたブランデーの香り。

シェリーカスクモルトが好きな方には是非飲んでいただきたいです。

 

若いブランデーがより熟成されたブランデーと順序だって混合されていきます。何年もかかって古いブランデーと混じりながら出来上がった特徴を若いブランデーが少しずつ身につけていき、最高のお酒になるわけです。

なんとなく会社という物に似ている気がするのですが。

 

一度お試しされてはいかがでしょうか。

ラスト・グレート・モルト

立春も過ぎ、暖かくなってもいいようなものの週末は天気が崩れるそうですね。

今朝のニュースでは花粉の話もしていました。

季節の変わり目には体調も崩しやすいので、気を付けなければと思う舩戸です。

 

さて先日、2月9日よりバカルディ ジャパン様よりシングルモルト スコッチウイスキーの4ブランドが発売されました。

既に発売されている『アバフェルディ』に今回の4ブランドを加えた5種類のシングルモルトを「ラスト・グレート・モルト」としてシリーズ化するそうです。

こちらのブログでも紹介させていただいたセミナーからやっと。

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発売された商品は、「オルトモア 12年」、「クライゲラキ 13年」、「ザ・デヴェロン 12年」、「ロイヤル・ブラックラ 12年」です。

 

オルトモア 12年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

フォギー・モス(霧が深い湿地)から引いた水とピートを使用しない麦芽によりフレッシュでドライなフィニッシュが楽しめる、バランスのとれた味わい。「大きな小川」の意味。

 

クライゲラキ 13年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

独特の形状をしたワームタブによる冷却・液化の工程と、オイルヒーティングによって生まれる硫黄感のある独自の麦芽によってつくられる刺激的な味わい。ホワイトホースのメイン原酒。

 

ザ・デヴェロン 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

蒸溜所名マクダフ。「ダフの息子」の意味。海風の影響を受けることでつくりだされたフルーティでスムースな味わい。水平方向に設置されたコンデンサーによる液化の工程と、海風の影響を受けることでつくりだされるフルーティでスムースな味わい。「嵐の後の穏やかさ(calm from the storm)」を提供する、完璧な暖炉にあうモルト。日本の家庭に暖炉は無いですが。

 

ロイヤル・ブラックラ 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

1833年にウイリアム王4世によって、初めてロイヤルワラント(英国王室御用達)を与えられたウイスキーとしての歴史を持つ、フレッシュで華やか、かつフルーティな味わい。世界で初めてブレンデッドウイスキーを作ったアンドリュー・アッシャーがブレンド用に使ったウイスキー。

 

シングルモルト・グローバルマーケティングマネージャーのStephen Marshall氏

「当社は、我慢強く樽を保存してきました。そして今、5つの有名なモルトを世界中のウイスキー愛好家と共有する準備ができています。それぞれのモルトが年代ごとの特徴を紹介してくれます。これまで、これらの素晴らしいウイスキーは、わずかな人達にしか知られていないスコットランドの最大の秘宝でした。当社は今、シングルモルト愛飲家、つまり、ストーリーが好きで世界の最も複雑な蒸留酒の香りを探求する興味を持つ熱狂者にアピールしています。」

 

これまでなかなか飲む機会が少なかったと思われる4銘柄。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

申年

こんにちは。

昨日から急に寒くなってきましたね。

やっと冬らしくなったというべきなのかもしれませんが。

 

今回、私舩戸が書く年内最後のブログになりました。

皆様は今年一年どんな年でしたでしょうか。

僕にとってはあっという間の一年でした。

プライベートでは決断をする年でしたが、そのお話はまた後日させて頂くとして。

 

今回ご紹介させていただくのは来年申年にピッタリのボトルです。

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ジョニー・ウォーカー ブルーラベル 干支ボトル申

「申」という字は、「樹木の果物が成熟していく時期」をいうそうです。

また「申」が「去る」という意味を表し、「悪いことが去る」や「病が去る」など、いいことや幸せがやって来るという年でもあるそうで。

なにやら来年は良いことが起こりそうな気がします。

 

今年一年お世話になりました。

皆様も良い年をお迎えくださいませ。

 

Firestarter

こんにちは、舩戸です。

12月に入りさらに寒くなってきました。

お客様の話を聞きますと体調を崩されてみえる方も多いように思いますが、皆様はいかがでしょうか。

私、舩戸は体調の方は良いのですが、乾燥のせいかお肌の調子が・・・

とういうよりこの時期には必ずやって来るアカギレ。

こいつが怖いです。

今からハンドクリームを寝る前にベタベタと塗りこんでおりますが、果たして今年はどうなることらや。

先日お客様から、乾燥してるから火事が怖いだろうと、消火器をいただきました。

 

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嘘です。

ウォッカでした。

東ヨーロッパ、黒海に臨む豊かな丘陵で作られた最良の小麦を原料とし、19世紀から伝わる秘伝のレシピを基に丁寧につくり上げられたスーパープレミアムウォッカ。
5回蒸留、プラチナ濾過で、さらに目を引く消火器型ボトルは話題性バツグン!

ほのかに香る甘さがまさに飲み手に火をつける感覚!?。

だそうです。

生産国はモルドバ。

面積. 3万3,843平方キロメートル、九州よりやや小さい国だそうです。

なかなかユニークな物を作りますね。

 

さてユニークといえばこの時期毎年楽しみなのがイルミネーション。

先月から広小路通もきらびやかになりました。

毎年どなたがデザインされているのでしょうか。

楽しまさせていただいてます。

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今年のイメージはひな祭りの花餅かな・・・

皆様は何に見えますか?

広小路をゆっくり歩きながらクライスを目指していただいて。

本日もお待ちしております。

ラスト・グレード・モルト・セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

一昨日の水曜日にテレビ塔の上でバカルディジャパン様のラストグレードモルトウィスキーセミナーがあり、参加させていただきました。

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ラストグレードモルトとは、今までブレンデッドなどに使われていてあまり出回っていなかったモルトをメインとし発売する5つのウィスキーです。

アバフェルディ、オルトモア、クライゲラキ、デヴェロン、ロイヤルブラックラの5つです。

アバフェルディは知っている方も多いと思います。

デュワーズのキーモルトとしても知られています。

1898年にデュワーファミリーによってハイランドの中心に設立されました。

かつて砂金がとれたピティリー川の水を仕込み水に使っており、そのイメージからラベルの文字を金色にしました。

味わいは蜂蜜やオレンジトフィー、ナッツなど。クリーミーさも感じます。

オルトモアは1897年にアレクサンダーエドワードによってスペイサイドのフォギーモス(霧が深い湿原)という場所に設立されました。

ピートを使用しない麦芽によって作りだされる、スパイシーさ、そしてドライなフィニッシュが印象的です。

クライゲラキは1891年にオルトモアと同じアレクサンダーエドワードによりスペイサイドの中心、スペイサイドの岩と呼ばれるところに設立されました。

昔ながらのワームタブという冷却濾過装置を使い、硫黄の香りを残しつつ重みのあるスモーキーさが印象的です。

デヴェロンは蒸留所はマクダフなのですが法律上マクダフと名乗れないそうなのでデヴェロンという川の名前をつけました。

フルーティーでバランスのとれた、スパイスやグリーンアップルの香りが感じられます。

ロイヤルブラックラは1812年ウィリアムフレイザーによりハイランドに設立されました。

英国王室御用達を最初に与えられた蒸溜所です。

フィニッシュをファーストフィルのオロロソシェリー樽を使っていて、フレッシュで華やか、かつフルーティーな味わいになっております。

 

こちらのラストグレードモルトは2月に発売で、クライスでもご用意させていただきますので是非お試しください。

新バースプーン

田原です。

そろそろオリジナルカクテルの冬バージョンを

考え始めないといけないと思っている今日このごろです。

 

BIRDYさんのバースプーン、すでにリリースされておりましたが

手にする機会がなく先日の全国エリートバーテンダーカクテルコンクールの会場で

BIRDYのY山様とお会いし使わせていただく機会ができたので

使ってみると良さげな雰囲気。

その場で2本発注させていただき先日届きました。

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先の部分は尖っているのが今までのタイプ(右)で

穴があけられ広く水切りの用途のあるタイプ(左)が今回仕入れたスプーンです。

実際先が少し重いので遠心力が加わり回し易いのと

回すべき中心がわかりやすくなりました。

中心で回すことにより余分な負荷がかからなくなるので仕上がりが変わります。

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またネジられた本体もピッチが違い

そしてよく見るとネジられた山の頂点の面取りがしてあります。

これにより手にかかる負担も軽くなり回しすぎで擦りむけたりすることも減ります。

 

今回は専門的な話題ですが

バーツールで仕上がりが変わるのでとてもデリケートになる部分でもあります。

 

そのうち全部これになってたりして(笑)

Licor43

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今回は9月に新発売されました、リコール43というリキュールについて書かせていただきます。

僕自身このリキュールを知ったのは、先週のブログで舩戸さんが書いておりましたFooDrink Expo 2015というイベントでレミーコアントロージャパン様のお手伝いをさせていただいた時に知りました。

このリコール43はスペイン南東部、地中海に面する港湾都市カルタヘナという所で作られておりスペインでは最もポピュラーなリキュールです。

気になるこの商品名の「43」という数字ですが、

開発当初、地中海沿岸で収穫される43種類もの柑橘類やボタニカルを使用していたことに由来します。

43種類と聞いたときは僕もビックリしました。

ですが僕が1番リコール43を見て思ったのはやはりこの鮮やかな黄金色が素敵だなと思いました。securedownload

優雅な甘さと柑橘類の爽やかさを備えたリコール43はスペインでの発売以来、瞬く間にヨーロッパへと広がりました。

現在では秘伝のレシピから作られるクオリティーの高さ、華やかな黄金色やさまざまなストーリーから「自分の内に秘めた黄金の輝きを解き放つ」「人生の大切な時=ゴールデンモーメントを楽しむ」そんなプレミアムリキュールとして世界中で愛されています。

 

クリーム系と相性がいいので、クリームと合わせたカクテルや冷凍庫で冷やしてトロトロの状態で召し上がるのもおすすめです。

 

クライスで、この黄金に輝くお酒で人生の大切な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。