今日もまた寒い日ですね。

今夜から14日(日)にかけて、また強い寒気がやってくるそうです。

名古屋の天気予報では雪は降らないそうですが、最低気温は0℃になる日も。

 

今日お店の買い出し中に、近所のスーパーで鼻をすすりながら並んでいたら

「風邪なんかひいとれんよ。年末一生懸命働かなぁ。」

なんて言われてしまった舩戸です。

おばちゃん、ごもっともです。

 

もうすっかり年末で、流行語大賞が決まったり、今年の漢字が決まったり。

今年は「税」らしいですね。

増税したのが4月だそうで。

つい最近の気がしてましたが。

一年が早いとしみじみ思います。

 

個人的に今年を漢字で表すと・・・「早」

「早っ!」って感じかもしれません。

確か去年も一昨年もそうだったような。

この仕事ですから「酒」というのもあります。

楽しく飲んだり、美味しいお酒を提供できていればと思います。

 

できればお客様の中で「円」という漢字を思い浮かべた人がいらっしゃれば、と思います。

お金の方ではなくて。

「円」 ドイツ語でクライス。

ふと頭に思い浮かべて頂ければ幸いです。

今年一年の記憶に残るバーであったでしょうか。

 

残す営業日も今日を入れてあと16日。

皆様に楽しい時間を過ごしてもらえるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バター

本年も押し詰まってまいりました。冬将軍が本気を出したのか寒さも深まって朝が辛いですね。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

当店でおつまみとしてご提供させていただいている自家製レーズンバター及びクランベリーバター。

ご好評いただいているのですが昨今のバター不足はかなり深刻なようで。

本日1ポンドのバターをなんとか仕入れることが出来ましたが今後はどうなることか・・・。

クリスマスに向けて需要が高い中洋菓子店は悲鳴をあげているようです。

 

なにか新しいおつまみでも作ってみようかと思案中でございます。

 

 

 

ホットバタードラムが作れなくなってしまったらどうしようかと戦々恐々です・・・。

年末年始の営業案内

田原です。

日々寒さが増し、本格的な冬が近づいてきた感じがします。

12月に入り今年も残り僅かになってきましたので

年末年始の営業日とお休みのご案内をさせていただきます。

 

年内30日まで営業をさせていただき

12月31日~1月4日までお休みをいただきます。

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年始は5日より営業させていただきますが

営業時間等、変わりございません。

 

1年が過ぎるのは早いものです。

もう1年が…と思うのは歳を取った証拠でしょうか?

お店のイベントも控えておりますが

今回は2年なのでどうしようか迷いましたが

年明け早々ひかえめにさせていただきます。

 

そして、いまブログの更新タイミングを調べたら

中迫が年内最後のブログを書く予定です。

しかも年内営業ラストの30日

少し書き加えて欲しいと頼むかもしれません!

もしかしたら3人で書くかもしれません!

 

お楽しみにしていただけたらと思います。

NBA名古屋支部競技会

めっきり寒くなりましたね。

今日の最高気温が9℃だとか。

昼間に出勤する時でも、もう手袋、マフラーが必要になりました。

12月に入りすっかり真冬並みです。

皆様、風邪やインフルエンザが流行っているそうなので充分にお気を付けください。

 

さて、先日の日曜日、日本バーテンダー協会の名古屋支部の予選会がありました。

選手として出場した舩戸です。

例年ですと1月にジュニアの大会と一緒に行われるのですが、今年は本戦の選手のみ、早めの競技会となりました。

規模も小さめに、協会の人間だけ集まるような会でしたが今年はケーブルテレビの撮影が入ったんです。

なんと私、テレビデビューしました。

初めてのテレビ撮影ですから気合が入りすぎたのか・・・

 

大失敗しました。

 

フルーツカット競技の時、指を切ってしまって。

練習の時は切らなかったのに。

頭の中は真っ白です。

少しひっかけたくらいだったはずなのに、血が止まらない。

制限時間は迫るけど、フルーツは切れない。

今回は大反省の大会でした。

どうかテレビに使われませんように。

 

とはいっても2月には中日本の大会があります。

今回はその予選会だったわけで。

次回こそは失敗しないように頑張ります。

ジャパニーズウイスキー

本日は中迫が担当させていただきます。

今年も残すところあと1ヶ月となりました。ホットウイスキーがおいしい季節ですね。

 

最近特に注目を集めておりますジャパニーズウイスキー。

やはりよくご注文を頂きますのが竹鶴、余市に代表されるニッカウヰスキー、山崎、白州に代表されるサントリーウイスキー。

最近はベンチャーウイスキー、秩父蒸溜所も人気です。

 

今現在日本にいくつウイスキー蒸溜所があるかご存知でしょうか?

実は閉鎖蒸溜所1つを含め10の蒸溜所があります。

①山崎蒸溜所(大阪府)

②白州蒸溜所(山梨県)

③知多蒸溜所(愛知県)

④余市蒸溜所(北海道)

⑤宮城峡蒸溜所(宮城県)

⑥富士御殿場蒸溜所(静岡県)

⑦秩父蒸溜所(埼玉県)

⑧信州マルス蒸溜所(長野県)

⑨江井ヶ嶋酒造ウイスキー蒸留所(兵庫県)

⑩軽井沢ウイスキー蒸溜所(長野県)   2011年閉鎖

 

ご存じない蒸溜所もあったのではないでしょうか?

西は兵庫東は北海道と各蒸溜所のウイスキーを飲み比べしてみるのも面白いかと思います。

是非お試しくださいませ。

 

ボジョレー・ヌーボー

急激に冷え込むようになり朝が辛くなってきましたね。今日はいつもより1時間半も寝坊してしまいました。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

来る11月20日、今年もボジョレー・ヌーボーが解禁されます。

毎年11月第3木曜0時に解禁されるボジョレー・ヌーボー。解禁時期になるともう今年も終わりだなぁ、なんて考えてしまいます。

 

そもそもボジョレー・ヌーボーとはなんなのか?

ボジョレーは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がる地区。

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ヌーボーは新酒を意味します。

ボジョレーでは白ワインも作られていますがほとんどがガメイ種から作る赤ワインです。

通常のワインの製法では発酵の前にぶどうを破砕して造られますがボジョレーでは収穫したブドウを房のままタンクにいれて発酵させます。

これによりブドウ自信の重さでブドウが潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満します。

そしてブドウの中でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれます。

皮からは色素が流れ出てタンニンが少なく美しいルビー色のワインとなります。

この製法はマセラシオン・カルボニック製法と呼ばれています。

 

一年に一度、夏の終わりに収穫されるブドウの収穫に感謝し祝うとともに、その年のブドウの出来を確かめるためにつくられたとも言われております。

ボジョレー地区では紀元前2世紀頃よりワインがつくられていましたが当然冷蔵機器などありません。

そのため人々は直接近くの醸造所まで行き量り売りでワインを購入し出来立てのワインを楽しんでいました。

 

 

そして1951年。フランスでは軍へワインを安定供給するためワインの出荷を12月15日まで制限するとした省令が出されました。

それを受けてボジョレー生産者協会はボジョレーの新酒を通常よりも早く販売したいと申請を起こしたのです。

話し合いの結果1951年11月13日、許可が下り「12月15日の解禁を待たずに今現在から販売することのできるワイン」が特定されました。

この時初めて「ボジョレー・ ヌーボー」が正式に誕生しました。

毎年ワインが出来上がるのがおおよそこのころであり聖人サン・マルタンの日で縁起がいいということで11月11日を解禁日としました。

しかし後に11月11日はサン・マルタンの日から無名戦士の日に変更されてしまいました。

そのためその日から一番近い別の聖人の日、サン・タルベールの日である11月15日に解禁日を変更しました。

しかし大きな問題が残っていました。

解禁日を毎年固定とすると年によっては土曜日や日曜日(ほとんどのショップや飲食店がお休み)になることもあり売上への影響が大きかったのです。

そこで政府が1984年に毎年11月第3木曜日を解禁日とすると定め今日に至ります。

 

そして第2次世界大戦中。

ボジョレーの醸造家ジョルジュ・デュブッブはマイナーな地酒であったボジョレーヌーボーをもっと多くの人に愉しんでもらいたいと考え多くの醸造家たちを集めました。

そして大きなイベントと共に「LE BEAUJOLAIS NOUVEAU EST ARRIVÉ !(ボジョレー ヌーボーがきたぞ!)」というポスターとともに世界中の人にボジョレー・ヌーボーの魅力を伝えファンを増やしていきました。

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日本では生産量の約4分の1を輸入しています。

本場フランスよりも盛り上がっているといわれお酒好きの方には一大イベント。

魚介や日本酒、野菜なのも含め「初物」好きな日本人の性格や嗜好にボジョレー・ヌーボーの味わいがマッチしたためと言われています。

普段ワインを飲まない方でも飲みやすい味わいのボジョレー・ヌーボーなら受け入れやすいというのも要因の一つだったのではないでしょうか。

 

 

新鮮さが特徴のボジョレー・ヌーボーは少し冷やしたほうがおいしく、すっきりとお楽しみただけるかと思います。

普通の赤ワインの場合冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強くなり飲みづらくなってしまいますがボジョレー・ヌーボーは渋みが出ないよう作られているため冷やしても美味しくお飲みいただけます。

 

 

これを機に普段ワインはあまり飲まない、という方もお試しいただいてはいかがでしょうか?

 

 

 

メニューの変更

本日は中迫が担当させていただきます。

終盤商品や入手困難な商品が増えてきたためメニューの変更を行いました。

スコッチウイスキーより

・アードボッグ

バーボンウイスキーより

・オールドフィッツジェラルド1849

・レベッカ

・クレメンタイン

ブランデーより

・レイモンドラニョー

カルヴァドスより

・ミッシェルユアール

・ピエールユエット

を終売等々の理由でメニューより削除致しました。

代わりまして

スコッチウイスキー

・アードベッグ オーリヴェルデ

バーボンウイスキー

・オールドエズラ15年

・ジャックダニエル・シナトラセレクト

・ジムビーム・デビルズカット

ジャパニーズウイスキー

・ザ・ニッカ12年

ブランデー

・ポールジローVSOP

カルヴァドス

・ブラー・グランソラージュ

・クールドリヨン・オルダージュ

をメニューに追加致しました。

 

最近になり特にバーボンの終売品が目立つようになりました。

当店では取り扱っておりませんがヴァージンも終売だとか・・・

歴史のあるウイスキーがなくなってしまうのは悲しいですが時代の流れ、ニーズに合わせた結果なのかもしれません。

 

お客様にはご迷惑をおかけ致しますが宜しくお願い致します。

 

ウイスキーの種類

マッサンを見たくて友達に録画を頼んでいたのにすっかり忘れられていてショックを受けている中迫です。

 

マッサン効果なのか最近ジャパニーズウイスキーを御注文いただくことが増えてまいりました。

その中でよくお客様に質問いただくのがウイスキーの種類について。

「シングルモルトとブレンデッドの違いって何?ピュアモルトはどういったウイスキーなの?」

「スコッチとバーボンって具体的には何が違うの?」

等々。

 

まず第一にウイスキーとは何か?

ウイスキーの定義は各国によって異なり原料や熟成年数、製法がそれぞれ定められています。

一般的には「穀物を原料として糖化、発酵によりアルコールを作りその後蒸留を行い樽で熟成させたお酒」

と定義されるかと思います。

 

次にシングルモルトウイスキーとは何か?

モルトとは麦芽のことをさします。麦芽のみを使用したウイスキーをモルトウイスキーと呼びます。

中でも一つの蒸留所のモルトウイスキーだけで造られたお酒をシングルモルトウイスキーと呼びます。

ジャパニーズですと余市、宮城峡、山崎、白州などがこれにあたります。

 

ではピュアモルトとは?

竹鶴などに表記されているピュアモルト。

これは原料がモルトのみのウイスキーを指します。つまりシングルモルトもピュアモルトに分類されます。

複数の蒸留所のモルトウイスキーを混ぜ合わせている製品をブレンデッド・モルトウイスキーと呼びます。代表的なものに竹鶴があります。

余市と宮城峡を合わせると竹鶴になるというわけですね。

とはいえピュアモルトという表記は日本では使われていますが世界的にはほとんど使われておりません。

 

世界で最も売れているのがブレンデッドウイスキー。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてつくったウイスキーです。

数種類の個性異なるモルトウイスキーを混ぜ合わせ、それを引き立てるグレーンウイスキーとブレンド。

通常モルトは数種類から数十種類の蒸留所のものが混ぜ合わされます。互いの長所をうまく引き出し、香味の豊かなウイスキーへ仕上げます。

 

グレーンとは「穀類」という意味で未発芽の麦、とうもろこし等の穀類を指します。

アルコール濃度が高くなるように蒸留しているためすっきりした味わいです。

糖化、発酵、蒸溜、貯蔵という工程はモルトウイスキーと同じです。

個性の強いモルトウイスキーが「ラウド(声高な)スピリッツ」と呼ばれるのに対して、グレーンウイスキーはおだやかな味わいで「サイレント(寡黙な)スピリッツ」と呼ばれます。

 

代表的なブレンデッドウイスキーに鶴、響などがございます。スコッチではデュワーズやバランタインが代表的でしょうか。

上にあげた竹鶴にグレーンウイスキーを加えると鶴になります。

 

 

 

ではスコッチ、バーボン、ジャパニーズウイスキーなどは何が違うのか?

一番の違いは生産国です。蒸留から貯蔵までを各国で行う必要があります。

各国の法に基づいて作られているため異なった味わいに仕上がります。

スコッチの定義は、穀類を原料としてアルコール分94.8度未満で蒸溜し、700L以下のオーク樽で最低3年以上熟成させ、最低瓶詰めアルコール40度以上。

バーボンは原料に51%以上のトウモロコシを使用しアルコール分80%以下で蒸留し内側を焦がしたオークの新樽で2年以上熟成させ、最低瓶詰アルコール40度以上。

カナディアンは穀物を原料に、酵母により発酵し、カナダで蒸留し、最低3年間(680L以下)で貯蔵したもの。スコッチやバーボンと比べかなり緩めの基準です。

アイリッシュはアイルランド共和国内及び北アイルランドで穀物を原料としてアルコール分94.8%度%未満で蒸留し木製の樽で国内の倉庫において3年以上、もしくは北アイルランド内の倉庫において3年以上、または国内および北アイルランド内の倉庫において合計3年以上の期間の熟成。

上記の4つにジャパニーズウイスキーを加えた5つを世界五大ウイスキーと呼びます。質・量ともに世界で高い評価を受けている代表的な五つのウイスキーです。

 

 

長々と説明させていただきました。

バーでウイスキーを楽しまれる際少し意識して飲んでみてはいかがでしょうか?

いつもとは違った発見があるかもしれません。

 

ホットカクテル

台風18号の1週後に来た台風19号も大した被害はなかったようで一安心です。

台風が過ぎ本格的に肌寒くなり秋らしさが出てきたような気が致します。

本日は中迫がホットカクテルをご紹介させていただきます。

 

 

やはりホットカクテルで真っ先に思い出すのはホット・バター・ド・ラム。

ラム酒をお湯で割り甘味を加えバター、クローブ(丁子)、シナモンで香りづけをしたカクテルです。

お湯の代わりに牛乳を使えばホット・バター・ド・ラム・カウ。

共に人気のあるカクテルです。

 

以前このブログでもご紹介させていただいたアイリッシュコーヒー。

ザラメを加えたアイリッシュウイスキーを温めコーヒーを注ぎ生クリームを浮かべるカクテル。

当店ではマンデリンとエルサルバドル、2種類の豆を使用しコーヒーをお淹れしております。

豆からコーヒーをお淹れする関係上お時間がかかってしまいますがとてもご好評いただいております。

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ホットコーヒーに角砂糖を加えブランデーをほんの少し垂らせばカフェ・ロワイヤル。

ほぼホットコーヒーなのでアルコール度数は軽め。寒い屋外に出る前の最後の一杯にいいかもしれませんね。

 

赤ワインを温め甘味を加えオレンジ、シナモン等で香りづけを行えばホットワイン。

こちらは女性に人気のあるカクテルです。アルコール度数も高くなくゆっくりとお楽しみいただけるかと思います。

 

ホット・ウィスキー・トゥディ。

トゥディとはスピリッツに甘味をつけて水かお湯で割るカクテルのスタイル。

ウイスキーをお湯で割り甘味を加えレモンスライス、クローブを加えます。

シンプルなウイスキーのお湯割りに一味加えたい、という方におすすめです。

 

 

 

これからどんどん寒さは厳しくなっていきます。

暖かい店内で飲むホットカクテルでこれから来る冬を乗り切りましょう

 

バカラ

先日の豪雨で名古屋駅は大変な状況になってしまっていたようで・・・

また台風が近づいていると聞きます。皆様もお気を付けくださいませ。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

当店ではロックをお召し上がりの方にバカラのグラスをご用させていただいております。

適度な重さと口当たり、何より美しい輝きにご好評いただいております。

 

 

バカラは1764年、フランス東部ロレーヌ地方バカラ村にてルイ十五世の認可のもと設立されました。
高品質、高い創造性が評価され、パリ万国博覧会でのグランプリ受賞をきっかけに多くの王侯貴族に愛用されることとなりました。

バカラは「王者たちのクリスタル」としてその名を知られるようになったのです。
フランス国内では現在でも大統領府であるエリゼ宮での晩餐にバカラのグラスが使用されています。
また、1909年には日本皇室からのオーダーを受けております。

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バカラにはアルクール、マッセナをはじめ様々なカット、デザインがあります。

クライスで取り扱っているグラスはごく一部。

是非好みのグラスを見つけてみてください。