ウイスキーの樽熟成過程で蒸発によって年に3&~5%ほど気化していくことを「天使の分け前」とよんだりします。
先日お邪魔した山崎蒸留所も熟成庫ではむせ返るようなウイスキーの香りに包まれていました。
4月13日、スコットランド、グラスゴー近郊を舞台に失業中の若者たちを主人公に描かれる映画「天使の分け前」が公開されました。
早速見てきましたが、数々のウイスキーが登場し思わず飲みに行きたくなってしまいました。
スプリングバンク32年、クラガンモア、ラガヴーリン16年、そして聖杯モルトミル・・・
(モルトミル蒸溜所は、ラガヴーリン蒸溜所敷地内(現在のビジターセンターの位置)にもうひとつあった小さな蒸溜所である。生産量はラガヴーリンの1/5程度と少なく、シングルモルトとしてボトリングされたことはないため、ほぼ「モルトミル」というボトルは現存しないと言われている(現在3本あると言われているものの2本は偽物という説が一般的)。実際には樽も存在し得ないのだが、その幻の樽が見つかったという設定なのである。)Wisky Magazineより。
蒸留所としてはバルブレア蒸留所、グレンゴイン蒸留所、ディーンストン蒸留所が出てきます。
そこまでウイスキーをメインとした映画ではないですが、お好きな方には思わずニヤリとする場面もちらほら・・・
専門知識も必要なくコメディタッチの映画ですので人も選ばないのではと思います。
クライスすぐそこのミリオン座でもいつまでかはわかりませんがまだ上映しておりますので映画をご覧になったあとでクライスでウイスキーを一杯いかがでしょうか?