シングルトン ダフタウン

皆様、こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

先日の10日から日曜日営業をさせていただいております。

実に2年以上ぶりの日曜日営業の再開となります。

これで「いつ行ってもやっているお店」と皆様に思っていただければ。

また今まで以上に、足を運んでいただきやすいお店になれれば幸いです。

と言うわけで僕たちスタッフは交代でお休みを頂くこととなり、ブログ担当の関係上、更新が遅れました。

すみません。すっかり忘れておりました。

 

さて、先日クライスでバーテンダー協会の研究会が行われました。

今回はキリン・ディアジオ様より、「シングルトン ダフタウン」のセミナーと「ワールドクラス2019」の説明会です。

ダフタウンはスペイサイド地区中心部で1896年に設立された蒸溜所。

非常にゆっくりとした蒸溜工程と、ヨーロピアンオーク(シェリー樽)・アメリカンオーク(バーボン樽)両方で熟成されたウイスキーから造られているため、非常になめらかで親しみやすいシングルモルトに仕上がっています。

もともと「シングルトン」は日本向けには酒質のライトな「グレンオード」がリリースされていましたが、数年前からヨーロッパ向けの「ダフタウン」に変更されています。

さらに味わい深い「シングルトン」になったわけです。

とは言っても、ライトで少し甘みのあるモルトです。

ヨーロッパでも昔ながらのストレート、ロックでは無く、若者にも飲みやすいように「ソーダ割りで」というのが「シングルトン ダフタウン」の宣伝の仕方だそうで。

たしかにストレートも勿論美味しいのですが、ハイボールにもよく合います。

もともと原酒の99%がブレンド用として出荷されていおり、オフィシャル物としてはUDシリーズの15年物がわずかに入手できるだけのマニアックな蒸留所だったのですが、飲んでみると美味しいですね。

ワールドクラスの説明でもお話しいただいたのですが、世界的にもアルコールはライト傾向にあるようです。

日本で流行っている「ハイボール」を本場ヨーロッパに広めようという動きがメーカーさんの中でもあり、ひょっとしたらハイボールブームが日本から世界に広がるかもしれません。

またさらにウイスキーが無くなってしまうのか。

それはそうと新しいシングルトン、お試しになってはいかがでしょうか。