衛生講習会

田原です。

そろそろ忘年会のお話も出始める頃かと思います。

当店も忘年会後にゆっくりしたいというお声をいただいたり

〆の一杯にお立ち寄りいただく流れがあったりします。

今年の年末はどのような年末になることでしょう

とても楽しみでもあります。

 

さて本題のお話ですが

先日バーテンダー協会の衛生講習会がありました。

こちらは会員様には一年に一度受けていただく事になっており

今回も中日本は東海と北陸で分けて東海は名古屋にて行いました。

約1時間の講習で感染症から生活習慣病、食品衛生、食中毒とお話をさせていただきました。

以前は専門の先生をお呼びして行っておりましたが

数年前から全国大会当日の朝から各地区の代表を集め先生から講習を受け

指導いただいた者が各地区で講習を行うスタイルに変わりました。

 

させていただくのは2年目ですが

あるものを読んでいくというのは不慣れなのもあります

普段言わない言葉が連発すると詰まってしまったりして

大変聞き辛い講習になってしまったかと思います。

ですが決まったものを声に出して読むのは脳にとっては良いとも聞いたことがあります。

なのでちょっと調べてみました。

 

脳トレに当たるようで脳の活性化、心身の健康増進、学力アップ、語学の習得など

ちょっと調べただけでも色々と出てきました。

当然毎日続けるといいと思います。

私自身もこれをきっかけに少し意識して音読やってみようかと思っております。


ジョニーウォーカーブルーラベル

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

今週の月曜日に、モエヘネシーディアジオ様にお越しいただきジョニーウォーカーブルーラベルのテイスティングセミナーをしていただきました。

1年前に教えていただいたパーフェクトサーブというテイスティングの仕方を再び行いました。

キンキンに冷えたお水を口に入れ、10間かけて口の中を冷やし麻痺状態にしてジョニーウォーカーブルーラベルを口に含み色々な味を探す。

あえて味覚を鈍らせてから、色々な味を一生懸命探すと見えてくるものがあります。

僕の個人的な感想は、先にフレッシュな青リンゴのような味わいからベリー系のドライフルーツ、ダークチョコレートのような味わい、蜂蜜のようなまろやかな甘さ、最後に心地よいスモーキーさを感じました。

ここまで複雑でバランスのいいウィスキーはなかなかないと思います。

是非みなさんも色々考えながらジョニーウォーカーブルーラベルを飲んでみると新たな発見ができるかもしれません。

8月研究会

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

8月のNBA名古屋支部研究会はペリカンシャツの水野様にお越しいただきスーツやシャツの着こなしについて講義をしていただきました。

バーテンダーにとってスーツやシャツはつきもので、クライスのスタッフもみんなペリカンシャツ様にシャツやバーコートなどを作っていただいております。

シャツの着こなし、ネクタイの締め方、TPOに合わせたスーツの着こなしなど基本的な事から詳しくお話いただきました。

大人として知っておかなければならないことなのでとても勉強になりました。

イタリア製の生地や日本製の生地、1万から5万越えの生地なども触らせていただき貴重な体験をさせていただきました。

 

お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。

オーダーシャツをまだ作ったことのない方、是非1度作ってみてはいかがでしょうか。

若い方ですと、彼氏へのプレゼントなどにもとてもいいと思います。

クライスのスタッフにお声かけいただくとペリカンシャツ様をご紹介させていただきます。

是非よろしくお願い致します。

スコットランドツアーその2

皆様、こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

12日から4日間いただいておりましたお盆休みも終わり、心も体もリフレッシュしてまいりました。

暑さも少し落ち着いたようですが、台風が来ていたりと嫌なニュースも。

実家で話を聞くと雨が降らなくて農作物が心配との事ですので、ほどよい雨なら良いのですがあまり大型の台風だと困りものです。

美味しいお米ができますように。

 

 

さて、今日は前回書いたスコットランドツアー2日目から。

アイラ島に着いてからというところからです。

小さなプロペラ機に揺られ、40分ほど、アイラ空港に着きました。

それはもう本当に小さな空港です。

それでも一緒に行ったみんなでテンションアップ。

「おお~」「アイラ来たぁ」とかそんな調子です。

車で迎えに来てもらいとうとうアードベッグ蒸溜所へ。

ここでもテンションアップ。

写真もバシャバシャと撮りまくり。

そのまま蒸溜所見学に。

の前に雨の中で一杯。

案内の方の気持ちが熱い!素敵な女性でした。

「このアイラ島の自然が~」「この雨でグラスの中のアードベッグと加水されて…」みたいな。それが美味しいんだよと。

アードベッグの雨水割。確かに美味しかった。

 

ウイスキーの作り方は基本どこも一緒です。

麦芽の粉砕、麦の糖化、発酵、蒸留は変わりません。

ただ蒸留所独自の形、大きさ、温度、香りなどが微妙に違うということ。

今回驚いたのは発酵槽でのこと。

発酵槽(ウォッシュバック)に鉄製の筒のような物入れさせていただいて。

「飲んでみるか?」とのこと。

今まで日本の蒸留所は何カ所か見学に行きましたが糖化液を飲ませてもらえるなんて。

これが本当に甘いんですね。しかもしっかりピートの香りまでしている。これがアードベッグになるんだと感動。

良い経験をさせていただきました。

その後アードベッグ内にあるレストランで試飲。

鍵を開けて試飲室へ。

宝の山でした。

食事へ。

これがボリューミー。そしてすごく美味しい。

お腹いっぱいになった後はハイキングへ。

アードベッグの服も長靴も貸していただきました。

少し歩くと鍵のかかった柵を開けて、見渡す限り山と農場と牛と野ウサギと…。

アードベッグが所有している土地を地元の農家さんに貸しているようです。

このあたりを通る水を仕込み水などに使うため、厳しく農薬や土地の工事などが制限されているそうです。

20分、30分くらい歩いたでしょうか。

小山の頂上へ。

アリーナムビーストと呼ばれるところへ。

当時の地主さんが住んでいた家の跡地。

狭い家に8人くらいで身を寄せ合って住んでいたとか。

海と農場が一望できます。

アイラ島の歴史の話を聞きまた少し感動しつつ、ここでも一杯。いや、もうすでに何杯飲んだのか。

もうヘロヘロです。

休憩の後、アイラホテルのレストランへ

ここも美味しい。

レストランではリンゴの発酵酒シードル(サイダー)を。

これまた美味しい。

ポートシャーロット港の夕焼け。もう夜の10時は回っていたはずなのに明るい。

アードベックのコテージへ。

 

お洒落な部屋です。

明日はラガヴーリンへ。

というところでまた長くなってしまったのでここまで。

次回でしっかり終わりたいと思います。

マスコットキャラクターだったショーティー。

もうすでに亡くなっていたとは・・・。

電解水素水整水器

田原です。

以前から試しに作ってみたかったビターズの作成にはいりました。

一般的には商品化されてないタイプで

香りが弱いので毎日と言いますか数時間毎に香りをみて

他のフレーバーが強くなってきたら外すとかして作っております。

完成は1週間後を目標に。

また完成しましたらこちらを使ったカクテルをメニューに載せたいと思います。

 

お題の電解水素水整水器

今までお店で使っておりました機械から更にパワーアップしたタイプが発売され

セミナーを受けたところかなり魅力的なものでしたので

こちらに変えてしまいました。

今までのものより水素濃度が濃くでき

慣れるまでは濃いタイプはお腹がゆるみやすいそうなのですが

こちらは前のタイプよりもなりにくいそうです。

 

一般的に水素水は発売されておりますが

バブリング方式という注入式で作成されているそうで

電解水素水とは作られ方が違い

どちらも時間が経つにつれて水素が抜けていくのですが

活性酸素消去活性は電解水素水の方が約5倍高いそうです。

その他色々と実験をしていただいたり

誰もが知っているという某有名大学2校が研究をされて

その大学が研究発表をし効果がどれだけあるのかという事まで教えていただけたので

わかりやすかったセミナーでした。

そして取り付けてからは当然ながら味を気にしたりしますが

以前のより少しまろやかになった感じです。

届いた箱にはこんな文字があり

医療機器と呼べるものを取り扱っているということで

テンションが上がってしまいました(笑)

 

洗い物以外でお客様のお飲み物に直接関係するお水は全てこちらの

電解水素水でご対応させていただいております。

少しでもいい状態で、明日に繋がる一杯をお楽しみいただけたらと思います。

5月研究会

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

NBA名古屋支部の5月研究会は野菜カクテルについてやりました。

愛知の100カクテルのイベントの前日だったので少人数での研究会になりました。

今回はカブと大根のカクテルを作りました。

どちらもテキーラと合わせてマルガリータスタイルで作りました。

カブも大根も乳酸っぽいような和風のカクテルになり、おもしろかったです。

ただどちらも、カブや大根の独特の香りが残ってしまいました。

この香りを取り除くにはあらかじめの下準備が必要なのでなかなか難しいことがわかりました。

クライスでも野菜カクテルをメニューに載せてます。

また新たな野菜カクテルメニューを考えられたらなと思います。

 

BarShow

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

13日の日曜日に東京ドームの隣の東京ドームシティプリズムホールで行われた東京インターナショナルバーショーに参加してきました。

毎年参加してますがいつもより各ブースが豪華なところが多かったような気がしました。

11時開場で11時半から試飲できるのでさっそく色々と試飲させていただきました。

そして13時からジャパニーズジン季の美のセミナーに参加させていただきました。

20分という短い時間ですが内容の濃いとても勉強になるセミナーでした。

ゲストバーテンダーで京都でバーを経営されているフランス人の方が季の美のカクテルを作っていただき飲ませてもらいました。

ジンが活かされててとてもおいしかったです。

与那国島の黒糖をつまみながら飲むネグローニはとても素晴らしかったです。

今年のバーショーも勉強になり貴重な経験ができました。

この経験を活かして日々の営業につなげたいと思います。

 

4月研究会

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

NBA名古屋支部4月の研究会はスワリング、エアレーションについて行いました。

スワリングやエアレーションは、カクテルやウイスキーやワインなどの液体を大きいワイングラスやデキャンタなどで空気をたくさん含ませる技法です。

今回はスコッチウィスキーとジンで味の違いを検証しました。

普通にボトルから注いだ物、デキャンタを使用した物、グラスでエアレーションした物、氷なしで液体をドライシェークした物の4つで味の違いを検証しました。

見事にそれぞれ味が違う物ばかりでしたが、やはりみなさん好みが分かれてデキャンタした物が好きな人もいれば普通に注いだ物の方がおいしいという方もいました。

次はカクテルで、ブラッディーメアリーで挑戦しました。トマトジュースを使ったカクテルです。

これはシェークとエアレーションで試しました。

個人的にはエアレーションの方が柔らかくなって好きでした。

このようにカクテルは技法で味が大幅に変化します。

クライスでも、例えばギムレットをステアで作って!というご要望にも対応できます。

このカクテルはいつもステアだけどシェークで作ってみてー!などでも。

いろいろな技法でいつもと少し違ったカクテルを楽しんでみるのも良いかもしれません。

 

勤労感謝の日とは

みなさま、こんにちは。

本日は海が似合う男、舩戸が担当させていただきます。

先日行った南知多の海です。

とはいっても、海の幸を食べて昼間っから飲んでいただけなのですが。

海が似合うというより、海の幸が口に合うだけですね。

 

さて昨日は勤労感謝の日という事もあり、今日お休みをされて、4連休という方も多いのではないでしょうか。

しかし当店クライスにはそういったものは関係ありません。

しっかり営業中でございます。

勤労感謝の日ですから勤労させていただける皆様に感謝をして、楽しく働かさせていただきました。

でもそういえば勤労感謝の日とはなんなのか。

調べてみました。

 

勤労感謝の日とは「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」とされています。

11月23日は最初から勤労感謝の日だったわけではなく、もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」というお祭りの日とされていたのです。

1945年、日本が戦争に負けた後、GHQの占領下のもと、国家神道の色が強い新嘗祭という名前の祭日を排除し、違う名前の祝日にするよう提案がありました。

そこで制定されたのが現在の勤労感謝の日。

新嘗祭とは、その年に収穫された新米や新酒を天地の神様に捧げ、天皇と国民が一体となって、天地自然の神々に感謝し、収穫を喜び合う国民的な祭典です。

つまり、五穀豊穣を祝いお酒を奉納する祭典から、様々な労働・勤労に対して感謝する日となったようですね。

ということは、勤労感謝とはお酒に感謝する日でもあるのでは?

今日も美味しいお酒をありがとうございます。

皆さま本日もお待ちしております。

カシャッサセミナー

みなさま、こんにちは。

本日は最近無性にお腹が空く舩戸が担当です。

食欲の秋でしょうか。

食べても食べてもお腹が空いてしまって・・・

痩せたと思ってもすぐ元通りになりそうです。

 

さて、先日の土曜日ですが、日本カシャッサ協会の会長をお招きして当店クライスで「カシャッサセミナー」を行いました。

カシャッサ(Cachaçaカシャーサ)とは、サトウキビを原料として作られる、ブラジル原産の蒸留酒です。

サトウキビの搾り汁を加水せず直接発酵、蒸留を行って作り、48%のアルコール度数になるまで発酵、蒸留させ、その後アルコール度数が39%辺りになるまで、芳香成分と香りを残しながら調整する。

ブラジルが定めるカシャーサの定義は、ブラジルで産出されたサトウキビを原料とし、その絞り汁を醗酵させたアルコール度数が38~54 %の蒸留酒とする。

また製品1リットルに対し6グラムまで加糖したものも含める。ただし、カシャッサ・アルチサナゥの主産地であるミナス・ジェライス州の法律では、独自のカシャッサ・アルチサナゥ製造工程法が取り決められており、原料として砂糖や副原料などの添加物を一切使用してはならない、と厳格に定めている。

カシャッサとラム酒は共にサトウキビを原料とする蒸留酒である。

ブラジルでラムの名が知られるようになったのは1660年代半ば頃で、これに対しカシャッサの名が定着したのは1750年代半ばといわれる。ブラジルでラム酒の名が定着しなかったのは一説に西インド諸島を領土化したスペインとの交易対立であるともいわれる。

したがって、ブラジルでは「カシャッサはラム酒ではない」と明確に区別している。

 

という説明の後はテイスティングとカシャッサベースのカクテル「カイピリーニャ」の試飲。

こんなにもカシャッサの種類があり味わいもそれぞれに、なかなか奥の深い物でした。

少しカイピリーニャにはまりそうです。

皆様もお試しされてはいかがですか?