シャンパーニュ テタンジェ

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

先週の木曜日に、サッポロビール様の主催でシャンパーニュテタンジェセミナーがマリオットアソシアホテル52階のミクニナゴヤで開催されました。

クライスからはわたくし佐藤が参加させていただきました。

セミナーと聞いていたので色々説明があるのかなと思いきや、お話はほとんどなくみんなでテタンジェと料理のマリアージュを楽しむというような会になり、とても楽しめました。

当日わざわざおこしいただいたクロヴィステタンジェさんはとっても気さくな方でお話が面白くみなさんすごく楽しんでいました。

 

まず1品目は北海道天然帆立貝の昆布〆走りの山菜 京都九条ネギのクリーム和え 黒トリュフ風味 泡雪仕立てのタルトです。

それに合わせるのは、テタンジェブリュットレゼルヴです。

そして2品目はフォアグラのフラン そのフリットを添えて コンソメのスープです。

それに合わせるのは、テタンジェブリュットミレジメ2008です。

3品目は平目とオマール海老のロースト春野菜添え 鬼アサリとコキヤージュのソースと共にです。

それに合わせるのは、コントドシャンパーニュブランドブランです。

 

そして最後の4品目はフロマージュブランのソルベとポルトルージュのジュレ赤い果実添えです。

それに合わせるのは、テタンジェノクターンです。

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ミクニナゴヤのシェフとソムリエのみなさんでテタンジェに合う料理を考えて作っていただき、どの料理も最高級でとても美味しかったです。

テタンジェの味を完璧に理解していないとこのような料理は作れないなと感じました。

普段なかなか出来ない経験をさせていただき、サッポロビールの皆様、ミクニナゴヤの皆様、本当にありがとうございました。

これ以上ないマリアージュの勉強になりました。

プロフェッショナル~仕事の流儀~

 

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今週の火曜日、NHKのプロフェッショナル~仕事の流儀~に日本バーテンダー協会会長の岸久さんが出演しました。

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バーテンダーならたぶんほとんどの人たちが見ていたと思いますが僕もしっかり録画をして見ました。

バーテンダーとしての在り方、仕事への姿勢、大変勉強になりました!

中でも印象深かったのが岸さんの言った、「たかが1杯、されど1杯」という言葉です。

その言葉の意味は、「たかが1杯のお酒を出す、ただそれだけの事であっても、されどどうなんだろう、もっと良いものを作れるんじゃないかと考えれば、奥は深く、新しい事が見えてくる。そういうふうに誠心誠意やっていきたい。」という意味が込められています。

その1杯をお客様に楽しんでもらうために、バーテンダーは全力を尽くす。僕もそんな気持ちを忘れずにこれからもバーテンダーをやっていこうと思いました。

 

最後に岸さんがプロフェッショナルとは?の質門に、「生業を超えたところで、心に残る仕事をする人をプロフェッショナルというんだと思います。できるようになりたいっていうか、1つでも多く、そういう仕事をしたいっていうことの願望ですね。」と答えていました。

僕たちもこれからもっともっと誠心誠意お客様と向き合っていきたいと思いますので、これからもどうかよろしくお願い致します。

日展

田原です。

なんとか今のところは風邪など一切ひかずにおりますが

やはり手洗い&うがいだと痛感しますね。

もう何年も風邪という風邪をひいておりません。

皆様も手洗いうがいはインフルエンザの予防にもなりますのでぜひ。

またインフルエンザ予防には緑茶うがいが良いそうです。

 

本題ですが

実家近所の先輩が美術のお仕事をされており

昨年から当店を何度かご利用いただいております。

お会いするのは18~20年ぶりではないかと思うのですが

恥ずかしい半分、懐かしい感じで

近況やら繫がりやらお話させていただくと

変わらぬ部分や現状況がわかり少しずつタイムラグが無くなっていきます。

 

こちらのブログもご覧になっていただいたみたいで

チャンスがあれば書かせていただこうと思ってたところに

その機会がきました。

 

先日その二村先輩が日展に出品されてるとのことで

愛知県美術館ギャラリーへ。

ご担当の日を狙いお邪魔させていただくと

広いんですね!!

 

洋画や書道、彫刻など色々な作品があり

じっくり見ていると一回りするだけでもかなりの時間を必要とします。

二村先輩のカテゴリーは工芸美術で和紙です。

一通り回ってみてもないじゃないですか!

思わず出口ギリギリから戻ってまた名前と作品を全て見ましたが

やはりない!!

あれ?と思いながらとりあえず出ると同フロアの向こう側に

もう一つの展示場が!

行くと2フロアでカテゴリー別にわけてあり

こちらにありました。

 

会場では写真など禁止でしたので写真はありませんが

最後にホームページへのリンクを貼りましたのでご覧になっていただけたらと思います。

展示されてた作品はアンモナイトと古代魚、水の流れがあり

大きく美しい作品でした。

 

二村先輩にもお会いでき、ちょうど作品の説明をされるタイミングで

時間的にもグッドタイミングでした。

 

その夜当店も御利用いただき

お話させていただくとお店の雰囲気に合う作品があれば

飾らせていただけるお話が…。

実際お店を立ち上げる際に内装に地元の和紙が取り入れたい感覚もあったのでとても嬉しいお話でした。

実現はまだまだ先の話かもしれませんがそうなれば嬉しいですね。

 

日展は2月14日まで開催されてますので皆様ぜひ!!

また二村先輩のホームページはこちらからご覧になれます。

Rose’s Lime Juice Cordial

また段々と寒くなってきましたね。

夜の街はイルミネーションが輝きはじめ、すっかり冬ムード。

私、舩戸はなんとなく寂しさを感じてますが。

1年があっという間に終わってしまうような。

といってもまだ2ヶ月ありますからね。

楽しまないと。

 

さて、先日お客様から素敵なプレゼントをいただきました。

ローズ社のライムコーディアルです。

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日本ではなかなか手に入らない商品なのですが、実はギムレットの当初のレシピはこのローズ社のライムとジンが半々だとされています。

 

ギムレットというカクテルは、1890年頃、イギリス海軍の軍医であったギムレット卿が、艦内で将校に配給されていたジンの飲み過ぎを憂慮し、健康維持のためにライム・ジュースを混ぜて飲むことを提唱したことが起源とされているそうです。他に、ギムレット(gimlet)が錐の意であることから、その味の突き刺すような鋭いイメージから命名されたという説もあるそうですが。

 

カクテルの歴史には諸説がありますが、現在のカクテルの多くはアメリカで生まれ、1920年代、禁酒法の時代にアメリカのバーテンダーが世界中に散ったことにより広まったと言われています。

その中の一人がハリー・クラドックでした。
アメリカからロンドンに渡り、サヴォイホテルのアメリカン・バーのチーフ・バーテンダーとなった彼は、その独創的なアイデアと豊富な知識で、カクテルの権威の一人と認められるようになりました。
そのクラドックが1930年に発表したのが「サヴォイ・カクテルブック」です。
レシピ集というより薀蓄やイラストを多用してカクテル文化の紹介することに主眼を置いたこの本は、現在でも世界中で読み継がれる”バーテンダーのバイブル”だそうです。そこにはギムレットのレシピが次のように記されていました。

「バローのプリマスジン1/2、ローズのライムジュース(コーディアル)1/2、ステアしてグラスへ、必要に応じて氷」

今はライムを絞りもっとドライに仕上げるレシピがスタンダートに思われますが、当時はなかなかライムも手に入りづらかったんでしょうね。

先輩バーテンダーさんに聞いてもライムなんて高くて買えなかったそうですから。

フレッシュなライムを使えるようになったのはきっとここ数十年前から。

それを思うとごく最近のレシピなんだと思います。

ウィキペディアで調べますと当初のレシピはかなり甘いとされてますが、そこまで甘くは無いです。

ほのかな甘さで柔らかいギムレットに仕上げます。

数に限りのある商品ですが、一度お試しされてはいかがでしょうか。

GMT2015

田原です。

GMT2015と暗号のようなタイトルですが

略してグランド モルト テイスティングというウイスキーのイベントで2年振りの開催でございました。

9月2日に六本木で行われ、会場エントランス入ってすぐに目につくのが

アードベッグのロケット型オブジェ。

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こちらには宇宙で熟成工程を経て無事地球に戻ってきたアードベッグが入っております。

約3年ほどの旅のようで詳しい味の内容はシークレットでしたが

地球で熟成させた味とは違いがあり今後の製品開発に役立たせたいとのお話でした。

この宇宙プロジェクトの縁も話を聞いてすごいなと思いました。

 

急にキャンセルが出てスペースができたから宇宙に飛ばしたいものがあれば乗せれるけどとの連絡があり

時間がないなか考え蒸溜したばかりのヴァージンスピリッツに樽材を削ったものを1アクションで混ざるような仕組みを作り

宇宙と地球で1セットづつ用意してヨーイドンで同時に混ぜ合わせ

同じ時間を地球と宇宙で過ごさせて変化を見るというミッションだったようです。

 

どうやらサントリーさんも宇宙熟成を考えてるようで

うちが先にやったことを伝えねばとラムズデン博士はジョークも交えておりました。

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そしてタリスカー ブース、モーレンジィ ブースと楽しませていただき

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時間も来たので夜の街へ…。

 

ガスライト銀座店、エヴィータさん、アヴァンティさん、セブンシーズンズさん、オーパさんとお邪魔させていただき

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大変勉強になり、また再会できたことに感謝、感謝です。

今回はオーパさん以外初訪問でして

まだまだお邪魔できてないお店が沢山ございますが

また東京への機会の際にお邪魔させていただけたらと思います。

アードベッグランチミーティング in 名古屋

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今月の1日のお話ですが、ミッドランドスクエアのステーキレストランでアードベッグランチミーティンがありました。

 

今回はなんと、アードベッグとグレンモーレンジィの蒸留所の総責任者のビルラムズデン博士が名古屋に初来日していただきました。

お昼からアードベッグのソーダ割りと美味しいステーキをいただき、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。

 

ビルラムズデン博士はとても気さくな方で、どんな質問でも笑顔で答えていただいてすごく勉強になりました。

面白かったのが、アードベッグにクレームをつけてきた人が、「このウィスキーは香りが強すぎる!スモーキーすぎてなにかの間違いだ!」

と返品の声がかかったそうです。

そのくらいアードベッグの香りは刺激的だったのですね。

 

ビルラムズデン博士は、ただもの凄いピート香のスモーキーなウィスキーを作るのは簡単だ。

味や香りや甘味を整えるのが重要と言っていました。

話を聞いているだけで、すごいこだわりだなと思いました。

まさにプロフェッショナルという感じがしました。

 

みなさん、そんなビルラムズデン博士が作るアードベッグ、グレンモーレンジィをこれからもよろしくお願いいたします。

 

改めて素晴らしいウィスキーだなと感じました。

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知多蒸溜所工場見学

田原です。

色々とネタが沢山できまして書きたいことが多いのですが

古いものから書かせていただきます。

8月20日平日ですがバーテンダー協会とホテルバーメンズ協会合同で

サントリー知多蒸溜所へご案内いただきました。

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今まで見学コースのようなものがなく今回初めてセミナーも含めた見学コースをされるとのことで楽しみにしてお邪魔しましたが

工業地帯の中にある感じで、今まで行った蒸溜所とはタイプの違う

いわゆる工場でした。

 

セミナールーム兼ディスプレイルームと言ったらいいのでしょうか

こちらにご案内いただき

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こちらが蒸溜所全体の模型です。

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そしてこの後案内いただく蒸留機の模型

 

 

軽い説明をいただき工場見学へ。

建物を出てすぐに蒸留機まで到着し出てきたのがこちら

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連続式蒸留機!!

少しわかりずらいのですが模型と同じく4本の蒸留塔がございます。

 

先程の建物の屋上に上がり、横から見た図がこちら

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倒して輪切りにした断面図がこちら。

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向きが変わるとわかりづらいですね。

層に分かれておりまして円柱状の突起物が一つ、一つ蒸留機の役割をしております。

 

また最初の建物屋上ですが

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3つくらい見えるクリーム色した半円形のものの中身は全て原料のトウモロコシ

向こうは海で船を横着けして原料をこの中に運び込み

左に見える階段のある白い建物に繫がっておりそこでトウモロコシを粉砕します。

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パイプで流し大麦を合わせ糖化しグレーの丸いタンクに入れもろみを作ります。

そこから先ほどの蒸留機に流し蒸留という工程だそうです。

蒸留はタイプの違う蒸留塔を使い分け、4タイプだったかと思いますが蒸溜されます。

それをバーボン樽とワイン樽に寝かせ熟成されたものをブレンドしてこの「知多」が作られるそうです。

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連続式蒸留機のシステムも理解でき勉強になる蒸溜所見学でした。

そしてこの3日後にはキリン御殿場蒸溜所へ…。

すでに佐藤が書いており前後してしまいましたが

一週間で蒸溜所を2カ所も訪問できた良き一週間でした。

 

麒麟富士御殿場蒸留所ツアー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

先々週の日曜日に、第3弾クライス蒸留所ツアーがありました。

 

第1弾の山崎蒸留所、第2弾の余市蒸留所に続き第3弾は富士御殿場蒸留所です。

参加人数は25人程で、バスをかりて伏見から出発しました。

バスにはバスガイドさんもいて、盛り上げていただきとても楽しかったです。

僕はクライス蒸留所ツアーは初めて参加させていただき、わからないこともたくさんありましたが、お客様のサポートのおかげで本当に助かりました。

ありがとうございました。

 

蒸留所見学の方も、去年作られた大迫力シアターも見せていただき、ウィスキー作りへの想いがとても感じることができました。

単式蒸留器や連続式蒸留器、樽貯蔵庫も見せていただきました。

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一番びっくりしたのはやはりこの樽貯蔵庫でした。

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なんと高さは18段!

5万樽の樽たちがここで眠っています。

従業員の皆様はこの樽を毎日、味見をし味を調節しながらボトリングしていきます。

貯蔵庫に入った瞬間のあの樽の香りとモルトの香りは圧巻でした。

 

作り手の方たちの情熱やウィスキーへの想いは素晴らしいなと感じ、とても勉強になりました。

僕たちはお客様に提供する側の人間ですが、もっともっと皆様からウィスキーが愛されるよう頑張ろうと、作り手の方たちを見て本気で思いました。

 

皆様の協力でツアーもスムーズに進み、本当にありがとうございました。

第4弾も楽しみです。

香り

田原です。

先週あたりから本格的な夏到来という感じの季節になりました。

今回は香りに関する事を書かせていただきます。

ウイスキーやワインなどそのままストレートでお召し上がりいただくものには

多々テイスティングコメントや香りの表現が多くあります。

私は鼻が弱く、過去に副鼻腔炎を悪化させたことが原因なのか

皆様より香りの感じ方が弱い方です。

なのですが先月辺りから急に香りに対する感じ方が強くなり

今まで感じなかったかなり微妙な香りや遠い場所にあるものまで

判断できるようになりました。

また逆戻りするかもしれませんがそれまでの間はこの感覚を楽しみたいと思います。

 

この感覚になり思いましたが

常に香りの感じる度合いの強い方もかわいそうですね。

嫌な臭いまで嗅げてしまう…。

 

さておき前ふりが長かったのですが

テイスティングに対する私の香りが嗅ぎ分けにくいときにやってた方法を書かせていただきます。

鼻には利き鼻があると思います。

右で香り

左で香る

違いませんか?

同じ香りではなく香りの感じかたが違います。

片方づつ違いがあり、それぞれ感じた香りを表現で使っております。

そうすると複雑さが出ると言いますか、表現に幅が出ました。

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ウイスキーやワインなどぜひ一度やってみてください

きっと新たな発見があるかと思います。

箕面ビール

 

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

先月のことですが、姉が大阪に住んでいるので大阪で用事を終えてから会いに行ってきました。

姉は大阪の箕面市(みのおし)に住んでいるので18時に箕面駅に集合だったのですが、早く着きすぎてしまってどうしようかと考えていたら、駅を見渡すと箕面市の地ビールのことが書かれていました。

暑いし喉がカラカラだったので飲みたい!と思い飲める所をネットで探して、駅近くとあるバーに入りました。

すると幼稚園くらいのお子さんが出迎えてくれて、大きな声でおかあさーんお客さんだよー!と叫ぶとお母さんが出てきました。

お店と家がつながっていて、姉妹でバーを経営してるみたいです。

 

そして箕面ビールをくださいと言うと何種類か出てきました。

ピルスナー、スタウト、ペールエールなどがでてきました。

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箕面市はとても自然が豊かで、自然の宝庫とも呼ばれ日本の滝百選にも選ばれる程キレイな所です。

特に有名なのは、明治の森 箕面国定公園という所で、そこのすぐ近くで箕面ビールが作られています。

箕面ビールの全てが無濾過 非熱処理ビールとなっており、酵母を濾過せずにそのまま瓶詰めすることでより豊かな味わいに仕上がります。

それだけではなく豊かな自然の水で作ったビールは健康や美容にも抜群だそうです。

 

時間の都合上、ピルスナーしかいただけなかったのですが爽やかなホップの香りとスッキリとした味わいで飲んだだけで自然を感じられるようなビールでした。

 

みなさん今年の暑い夏も、色々なビールや地ビールを飲んで楽しんでみてはいかがでしょうか。